骨格診断9タイプの違いがわかる|代表的な3方式と自分の絞り方

丸い鏡とドライフラワーのある部屋

この記事でわかること

  • 9タイプは提供元ごとに基準と名前が違う
  • まず3タイプのどれに近いかを部位と質感で見る
  • 迷ったら候補を2つに絞って試着で比べる

「3タイプの骨格診断をしてもしっくりこない。9タイプなら分かるのかな」。そう期待しても、9タイプは名前も分け方もサイトによってばらばらで、かえって迷いが深まりますよね。ストレートにもナチュラルにも当てはまる気がして、自分の見る目を疑ってしまう方もいるはずです。

そこで本記事では、骨格診断9タイプの代表的な分け方と、3タイプとの関係をまとめました。3タイプでしっくりこない理由も、団体ごとの考え方の違いから整理します。どの9タイプの話かを見分けられれば、サイトごとの違いに振り回されにくくなります。

あわせて、自分に近いタイプの絞り方や、好きな服を骨格に合わせて着こなすコツまで、同じ流れで確かめられるはずです。

骨格診断9タイプは統一された分類ではない

壁に掛けられた木製のハンガー

骨格診断の「9タイプ」は、公的な機関が決めた共通の分類ではなく、提供する団体や企業ごとに中身が違います。それでも、どの9タイプもストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプを土台にしている点はおおむね共通です。

9タイプは提供元ごとに基準と名前が違う

同じ「9タイプ」という言葉でも、分ける基準もタイプの名前も、提供元によってばらばらです。一般社団法人 骨格スタイル協会は体の特徴を4つの視点から見て9タイプに分け、表参道のパーソナルジムINTO9は骨格と体質の組み合わせで9タイプにしています。

ほかにも、3タイプにミックスを加えて9つにする解説記事など、考えた人が書かれていない分け方もあります。サイトごとに名前が違っても、あなたの見方が間違っているわけではありません。

土台はストレート・ウェーブ・ナチュラル

9タイプを理解する近道は、まず元になる3タイプの違いを押さえることです。一般社団法人ICBI 骨格診断アナリスト協会の自己診断ページでは、ストレートを厚みのあるメリハリボディと説明しています。ウェーブは華奢で柔らかな曲線のボディ、ナチュラルはフレーム感のあるボディです。

同協会は骨格診断を、筋肉や脂肪のつき方、骨格と関節の大きさから、似合うデザインと素材を知る方法と位置づけています。骨格診断はどれも民間の団体の考え方で、国の資格や公的な基準ではない点も覚えておきましょう。

骨格診断9タイプの代表的な3つの分け方

茶色の布の質感

代表的な9タイプの分け方は、骨格スタイル協会の4つの視点による分類、3タイプとミックスの組み合わせ、骨格と体質を掛け合わせたボディメイク向けの分類の3つです。目的も基準も違うので、どれを指しているかを確かめてから使いましょう。

分け方提供元分ける基準主な目的
4つの視点で9タイプ骨格スタイル協会質感・立体感・骨格・重心服選びの提案
3タイプとミックス解説記事など軸のタイプと混ざるタイプ服選びの目安
骨格と体質パーソナルジムINTO9骨格3タイプと体質3タイプ筋トレと食事

表の内容は、2026年10月12日時点の各提供元の公式ページや解説記事によるものです。

骨格スタイル協会は4つの視点で9タイプ

骨格スタイル協会は、3タイプに分けるだけでなく、質感・立体感・骨格・重心の4つの視点から体の特徴を細かく見て9タイプに分けています。協会のよくある質問でも、3タイプに分けるのが難しいミックスタイプの人の相談に役立つと説明されています。

協会の講座案内によると、2級で3タイプを学んだあと、1級で9タイプの考え方を扱う流れです。9タイプの詳しい中身は、講座の中で学ぶ形です。

3タイプとミックスを組み合わせる分け方

3タイプのどれかを軸にして、混ざりのない型と、残り2タイプのどちらの要素が混ざるかで分けると、3×3で9タイプになります。カラミラの解説では、ミックスを軸のタイプの要素が7〜8割、ほかのタイプの要素が2〜3割の状態と説明しています。

この解説は誰が考えた分類かを示しておらず、細かく分けるほどよいわけではない、9タイプを無料の自己診断で見分けるのは難しい、という注意つきです。目安として受け止めるのがよいでしょう。

骨格と体質を掛けたボディメイク向けの9タイプ

パーソナルジムのINTO9の9タイプは、骨格の3タイプと、筋肉質・痩せ型・太りやすいといった体質の3タイプを掛け合わせた分け方です。診断サイトでは、骨格診断の結果に納得できない人は、体質が影響している可能性があると説明しています。

ただしこの9タイプの目的は、筋トレや食事の方法を選ぶボディメイクです。服選びのための9タイプと同じものとして扱わないよう気をつけましょう。

3タイプ診断でしっくりこない理由

ブラウンとベージュの織り目

3タイプ診断で結果がしっくりこないのは、珍しいことではありません。ミックスの扱いや判断の材料が団体ごとに違い、体の特徴が1つのタイプにきれいに収まらない人もいるからです。

ミックスの考え方は団体によって違う

ミックスタイプがあるかどうかは、団体によって考え方が分かれています。骨格診断の養成講座を開くスクールで、骨格診断アナリスト協会と代表が同じICBIは、3タイプにきれいに分けにくい人が多いと認めたうえで、ミックスという診断結果はないという立場です。

一方、「骨格12分類®」を提供する一般社団法人骨格診断PLUSファッション分析協会は、ミックスタイプという考え方を本来の理論とかみ合わないものとしています。そのうえで、3タイプを細かく分けることで迷いが解消されるとしています。どの立場も、3タイプにきれいに当てはまらない人がいることは認めているのです。

重心や判断材料の説明も団体で異なる

同じ3タイプでも、判断の材料や重心の説明は団体ごとに少しずつ違います。骨格診断アナリスト協会はストレートを上重心としていますが、骨格スタイル協会は、ストレートの重心は偏りがなく、ナチュラルが高めと説明しています。

チェック項目の考え方が違えば、サイトをまたいだときに結果がずれるのは自然なことです。セルフ診断をするときは、1つのサイトのチェックをひと通り終えてから、ほかと比べましょう。

見た目の厚みと体の質感が食い違う人もいる

見た目には厚みが少ないのに、似合う素材はストレートに近い、という人もいます。骨格診断サロンのCOLOR&STYLE1116の解説によると、厚みがなく骨も大きくないのにストレート向けの素材が似合う人は実際に多いそうです。同じ解説は、3タイプは主に質感で分かれると説明しています。

厚みや鎖骨のような1つの特徴だけで決めず、筋肉のハリや柔らかさ、骨っぽさといった体の質感まで含めて見ることが、迷いを減らす手がかりです。

自分に近い骨格タイプの絞り方

クローゼットに並ぶ木製のハンガー

自分に近い骨格タイプを絞るときは、3タイプのどれに近いかを部位ごとに確かめ、迷ったら候補を2つに絞るのが近道です。9タイプのように細かく分けるのは、そのあとで考えれば間に合います。

見る所ストレートウェーブナチュラル
手首細く丸に近い平べったい四角く骨が目立つ
膝小さく出ていない丸く出ているお皿が大きい
体の質感ハリと弾力がある柔らかい骨や関節を感じる
全体の印象厚みとメリハリ華奢で曲線的フレーム感

表はICBIと骨格診断アナリスト協会の公式の説明をもとにまとめた目安で、当てはまる数が多いタイプが候補です。

まず3タイプのどれに近いかを部位で見る

手首や膝、体の質感のように、タイプの特徴が出やすい部分から見ると、3タイプのどれに近いかを判断しやすくなります。ICBIの解説によると、診断では手首や胸元の厚み、腰のライン、膝に触れて確かめるそうです。

Millieの無料の骨格診断なら、8つの質問に答えると、3タイプのどれの傾向に近いかを目安として確かめられます。

迷ったら候補を2つに絞って試着で確かめる

どうしても1つに決まらないときは、候補を2つに絞り、それぞれのタイプに向くとされる服を試着して比べるのが近道です。鏡だけでなくスマホで全身の写真を撮ると、客観的に見比べやすいでしょう。

COLOR&STYLE1116の解説も、人は無意識に好みというフィルターを持っていて、診断の結論は好みと一致するとは限らないとしています。好きな服と似合う服を分けて見ることが、迷いをほどくきっかけになるはずです。

家族と比べて標準体型のつもりで判断する

ひとりで迷うときは、家族や友人と体の特徴を比べると違いが見えやすくなります。骨格診断アナリスト協会の自己診断ページも、複数の人と比べるとわかりやすいと案内しています。

同じページによると、体型が気になる人は、自分が標準体型だったらと考えて答えるとよいそうです。30〜40代で体型が変わったと感じる人は、今の太さや細さではなく、ハリや柔らかさといった体の質感や、骨や関節の大きさに目を向けると判断しやすいでしょう。

細かい診断やプロ診断との付き合い方

並んだ白いマネキン

9タイプや12タイプのような細かい診断は、3タイプで迷う人の助けになることもありますが、細かければ正確というわけではありません。プロ診断を受けるなら、方式と提案の範囲を確かめてから選びましょう。

細かく分けるほど正確とは限らない

分類を細かくするほど正確になるとは限らず、細かさへの考え方そのものが団体で分かれています。ICBIは、筋肉・脂肪・関節で分ける方法では3タイプより多く分けるのは理論上できないという立場です。「骨格12分類®」を提供する協会は、細かく分けることで迷いが解消されると説明しています。

日本7タイプ骨格診断協会のように、3タイプとはまったく異なる診断方法だとする団体もあります。細かい分類は、3タイプで大きな方向をつかんだあとの補助として使うのが安心です。

プロ診断は方式と提案の範囲を確かめる

プロ診断を受けるなら、どの方式で何タイプに分けるのか、結果を服選びまで落とし込んでくれるのかを先に確かめましょう。料金にも幅があり、COLOR&STYLE1116の骨格12分類による個人診断は、2026年10月12日時点で担当者により税込24,200〜30,800円です。

一方、ワコールなどが手がけ、3D計測とAIで3タイプを判定するわたしを知る骨格診断は、2026年10月12日時点の公式ページで3,500円、所要約20分です。まずはセルフ診断で候補を絞り、それでも迷うときに相談すると、費用をかける意味がはっきりします。

好きな服を骨格に合わせて着こなすコツ

重ねて置かれたいろいろな色の服

骨格タイプは、好きな服を禁止するためのものではなく、好きな服をすてきに着るための手がかりです。タイプが違う服も、素材や小物の工夫で取り入れられます。

骨格は好きな服を否定するものではない

骨格タイプに合わない服を着てはいけない、ということはありません。骨格スタイル協会も、骨格タイプと違う服でもウエストの位置を変えたり小物を足したりすれば、すてきに着こなせると説明しています。

ICBIは、同じタイプでも実際に選ぶ服は、年齢や体格、個性、流行によって人それぞれ違うとしています。診断結果は、好みを手放すためではなく、好みをどう着るかの物差しとして使いましょう。

違うタイプの服は素材と小物で寄せる

違うタイプ向けとされる服を着たいときは、形はそのままに、素材と小物を自分のタイプに寄せるのが近道です。骨格スタイル協会が監修したセシールのよくある質問でも、着たい形は自由に選び、素材をタイプに合わせるよう答えています。

流行のデザインは、バッグや靴など体の個性が目立ちにくい場所で取り入れるのもひとつの方法です。3タイプそれぞれの特徴は、骨格診断とは?3タイプ判別のセルフチェックでも詳しく紹介しています。

まとめ

骨格診断の9タイプは統一された分類ではなく、提供元ごとに基準も名前も違います。サイトごとに説明が違っても、あなたの見方が間違っているわけではありません。まずは3タイプのどれに近いかを部位と質感で確かめ、迷ったら候補を2つに絞って試着で比べましょう。細かい分類やプロ診断は、そのうえで必要に応じて使えば十分です。

手始めに、無料の骨格診断で3タイプの傾向を確かめてみてください。結果は目安として受け止め、好きな服を着こなす手がかりにしていきましょう。

Questions & answers

骨格診断9タイプのよくある質問

骨格診断の細かい分類について、迷いやすい3つの疑問への答えをまとめました。

Q一番多い骨格タイプはどれですか?
A

日本人全体の割合として示された数字ではありません。骨格診断サロンのCOLOR&STYLE1116が2015年1月〜2019年6月に自社の顧客844人を診断した[結果](https://newscast.jp/smart/news/0986627)では、ストレートが55%で最も多く、ウェーブは11%でした。1つのサロンの顧客の割合なので、目安として受け止めましょう。

Q体重が変わると骨格タイプも変わりますか?
A

骨格診断アナリスト協会は、太っても痩せても同じ診断結果になると説明しています。INTO9も骨格タイプは生まれ持ったもので変えられないとしたうえで、身長や体重、運動歴によっては典型的な特徴から外れる人もいると説明しています。体型の変化で迷うときは、太さより体の質感や骨・関節の大きさを手がかりにしましょう。

Q9タイプと骨格12分類はどちらを選べばいい?
A

どちらが正確かは一概に言えず、提供元ごとに基準もタイプの名前も違います。「骨格12分類®」は3タイプを質感とラインで4つずつに分けたもので、提供元は3,000人分の診断データをもとにしたと説明しています。まずは3タイプで大きな方向をつかみ、気になる分類があればその方式の診断を受けましょう。