骨格ウェーブのぽっちゃりさん|着やせして見える服の選び方と見分け方
この記事でわかること
- 主な団体は太ってもタイプは変わらないと説明
- ウェーブは腰まわりや下半身に肉がつきやすい
- ウエストは高い位置で示し、上半身は華やかに
- サイズは張り付かず大きすぎないものを選ぶ
「体重が増えてから、ウェーブ向けの服を着ると太って見える」「もしかしてストレートに変わったのかも」。骨格ウェーブだと分かっていても、体型が変わると、何を選べばいいのか自信がなくなってしまいますよね。
そこで本記事では、骨格ウェーブのぽっちゃりさんが着やせして見える服の選び方をまとめました。太ってもタイプは変わるのかという疑問から順に整理しているので、自分に合う基準をつかみやすくなるでしょう。手持ちの服を見直すヒントにもなるはずです。
あわせて、本当にウェーブかを見分ける方法、アイテム別の選び方、難しく感じやすい服の取り入れ方、通販での探し方も紹介します。
太っても骨格ウェーブは変わらない?

骨格診断の主な団体は、体重が増えても骨格ウェーブというタイプ自体は変わらないと説明しています。ただし肉がつく場所が変わるので、ウェーブの基本は残しつつ、今の体に合わせて服の細部を見直すことが大切です。
主な団体は太ってもタイプは変わらないと説明
骨格診断の主な団体は、太っても痩せても骨格タイプは変わらないと説明しています。一般社団法人骨格診断アナリスト協会は骨格診断の説明で、太っても痩せても同じ診断結果になり、太り方や痩せ方がタイプによって違うとしています。
一般社団法人骨格スタイル協会の代表理事の師岡朋子氏も、2016年の現代ビジネスの記事で、筋肉や脂肪は変わっても骨は太らないと書いていました。一方で、7タイプで分類する一般社団法人国際カラープロフェッショナル協会のように、ぽっちゃりしたウェーブを別の呼び名で扱う分類もあります。これらは団体の考え方で、体重の増減と判定の関係を確かめた研究があるわけではありません。
ウェーブは腰まわりや下半身に肉がつきやすい
骨格ウェーブの人は、体重が増えると、上半身より腰まわりやお尻、ひざ下など下のほうに肉がつきやすいと説明されています。師岡氏の記事では、ウェーブは太ると下半身のほか、顔まわりにも肉がつくとされていました。
骨格診断アナリスト協会の代表理事の二神弓子氏も、MAQUIAの、骨格タイプ別の太り方の解説で、ウェーブは下腹や腰まわり、膝下が太りやすく、体重が増えても上半身は華奢なままという人も多いと解説していました。太ももについては、細いままとする説明と、張りが出るとする説明があり、団体や専門家で分かれています。
ぽっちゃりでも骨格ウェーブか見分ける方法

肉がつくと体の手がかりがぼやけて、ストレートかウェーブか迷いやすくなります。肉がつく場所、骨の形、服を着たときの見え方の3つを順に確かめると判断しやすいでしょう。
肉がつく場所はストレートと上下が逆
骨格ストレートとウェーブでは、体重が増えたときに肉がつきやすい場所が上下で逆になると説明されています。二神氏はストレートの太り方の解説で、ストレートは二の腕やデコルテ、お尻や太ももなど、上半身も下半身も上のほうが太りやすいとしています。
ウェーブは反対に、下腹や腰まわり、ひざ下など下のほうに肉がつきやすいという説明でした。ただし、ニッセンの大きいサイズ向けメディアで、骨格スタイルアドバイザー2級の山田ハナ氏が監修した記事では、下半身にボリュームがあるからウェーブと決めつけず、比べてみるようすすめていました。
手首や膝など骨の形で確かめる
手首の断面や膝の形など骨の形は、肉のつき方に比べて体重の影響を受けにくいと考えられ、迷ったときの手がかりの一つになります。二神氏が代表を務める株式会社アイシービー(ICBI)の部位別の比較では、ストレートの手首は細く丸に近く、ウェーブの手首は平べったいとされています。
膝は、ストレートが小さく出ておらず、ウェーブは丸く出ているとされていました。骨の形を中心に見るのは、各団体の設問をもとにしたMillie編集部の整理です。ぽっちゃりさん向けのAlinomaの診断でも、鎖骨や首の長さ、指輪が根元で回るかといった、体型が変わっても変わりにくい特徴を設問に入れていました。ストレートとナチュラルの見分け方は、骨格ストレートとナチュラルの違いの記事で紹介しています。
服を着たときの見え方で確かめる
手持ちの服を着たときの見え方も、タイプを確かめる手がかりになります。前出のニッセンの記事では、ストレートかウェーブかで迷うとき、フリルや装飾のついたトップスで太って見えるならストレート寄り、という見分け方が紹介されていました。
大きいサイズの通販Alinomaで、看護師でパーソナルカラーアナリストのさきこ氏が監修したぽっちゃりさん向けの骨格診断では、2つのタイプの服を着て全身の写真を撮ってみる方法がすすめられています。鏡より写真のほうが、客観的に比べやすいでしょう。
ぽっちゃりウェーブが着やせする選び方の基準

ぽっちゃりしても、ウェーブの得意な方向は基本的に変わらないと説明されています。ウエストの位置、素材、サイズ感の3つを今の体に合わせると、着やせして見えやすくなります。基準をまとめると、次の表のとおりです。
| 基準 | 選び方の目安 |
|---|---|
| ウエスト位置 | 高めの位置で示す |
| 素材 | 上半身は薄くやわらかく、下半身は張り付かないもの |
| サイズ感 | 体に沿うが張り付かない |
| 丈 | トップスは短め、ボトムは足首まわりを見せる |
| 首元 | 深く開けず、詰めすぎない |
表は、骨格スタイル協会や二神氏が監修した記事、山田氏が監修したニッセンの記事、ZOZOの解説などをもとに、Millie編集部がまとめたものです。
ウエストは高い位置で示す
ぽっちゃりしたウェーブの人は、ウエストを高い位置で示すと、重心が上がって脚が長く見えやすくなります。骨格スタイル協会の解説では、ウェーブは着丈の長いトップスやローウエストでだらしない印象になりがちで、少し高めの位置でウエストをマークするとスタイルアップするとされています。
骨格診断アナリストの資格を持つファッションエディターの高橋香奈子氏も、mi-molletの記事(2024年)で、体型カバーのためにゆるい形を選びがちでも、高い位置でウエストマークできるデザインがおすすめだと書いていました。締めつけるより、位置を示す意識で十分です。
上半身はやわらかい素材で華やかに
上半身は、薄くやわらかい素材や、首元や袖に飾りのあるデザインで華やかにすると、視線が上に集まりやすくなります。二神氏が監修したホーユーの記事では、ウェーブは上半身にフリルやリボン、アクセサリーでボリュームを足すようすすめていました。
さきこ氏が監修したAlinomaの記事でも、ウェーブは上半身にボリュームのあるデザインを持ってきても着ぶくれした印象になりにくいとされています。一方で、硬くゴワゴワした素材は難しく感じやすいので、上半身は薄手を選びましょう。
サイズは張り付かず大きすぎないもの
サイズは、体に沿いながらも張り付かない、少しだけゆとりのあるものを選ぶと、すっきり見えやすいでしょう。ZOZOのYouTubeチャンネル「似合うラボTV」が監修したWEARのウェーブのトップスの解説では、ぴったりしすぎるタイトな形より、適度にゆとりがありつつ体に沿うサイズ感がすすめられています。
同じ解説は、大きすぎるサイズは重心が下がりやすく、服に着られている印象になりやすいとしていました。隠そうとして大きめを選ぶより、肩と胸まわりが合うサイズを選び、ボトムでゆとりを調整するのがMillie編集部のおすすめです。
アイテム別に見るぽっちゃりウェーブの服

スカート、パンツ、トップスは、それぞれ選ぶときに見るポイントが少しずつ違います。ウエストの位置と丈を中心に、アイテムごとの目安を見ていきましょう。
スカートはハイウエストで重くない丈
スカートはハイウエストのものを選び、長い丈なら軽い素材にして重く見せないのがコツです。ICBIの説明では、ウェーブのスカートはハイウエストのデザインがバランスよく、脚長効果があるとされています。
骨格スタイル協会の認定アドバイザーのコラムでも、ミモレ丈は重心が下がりがちなので、トップスを短めにしたり、帽子やヒールを足したりして重心を上げるようすすめていました。スカートの形は骨格ウェーブのスカートの記事も参考にしてください。
パンツは太ももにゆとりのあるハイウエスト
パンツは、ハイウエストで太もも部分にゆとりがあり、足首が見える丈のものを選ぶと取り入れやすいでしょう。国際カラープロフェッショナル協会の柏原静香氏は、7タイプで分類する同協会の、ぽっちゃりしたウェーブにあたる「Qライン」のコラムで、太ももにゆとりのあるテーパードやタックパンツ、足首が出る丈をすすめています。
同じコラムでは、ローライズやフルレングス丈、ボリュームのありすぎるワイドパンツは避けたいものとされていました。山田氏が監修したニッセンの記事も、とろみ素材のバレルレッグパンツは太ももの横張りを自然にカバーすると紹介しています。
トップスは短め丈か胸下切り替え
トップスは、着丈が短めのものや、胸の下に切り替えのあるものを選ぶと、腰まわりが重く見えにくくなります。さきこ氏が監修したAlinomaの記事では、胸下切り替えのトップスやワンピースがウェーブに似合いやすいとされていました。
山田氏が監修したニッセンの記事でも、ペプラムのデザインは気になるウエストラインをふんわりカバーしてくれると紹介しています。着丈が長いトップスを着るなら、ボトムに入れるかベルトでメリハリをつけるとよいでしょう。トップス全体は骨格ウェーブのトップスの記事で紹介しています。
難しく感じやすい服の取り入れ方

オーバーサイズの服や首元の開いた服は、ぽっちゃりしたウェーブの人が難しく感じやすいアイテムです。避けるだけでなく、条件を変えて取り入れる方法もあります。
| 難しく感じやすい服 | 取り入れ方の例 |
|---|---|
| オーバーサイズのトップス | 軽い素材にしてボトムをすっきりさせる |
| 深いVネック | 浅めの開きで柔らかい素材を選ぶ |
| マキシ丈のスカート | 薄く軽い生地にして上を短くする |
| ワイドパンツ | 量感を抑えたとろみ素材で、足首が見える丈に |
表は、ZOZOの解説、山田氏が監修したニッセンの記事、高橋氏・柏原氏の解説をもとに、Millie編集部がまとめたものです。
オーバーサイズは軽い素材でどこかを締める
オーバーサイズの服を着るなら、軽くてやわらかい素材を選び、体のどこかを締めてメリハリをつけましょう。WEARの解説では、オーバーサイズはウェーブには少し難易度の高いアイテムとしつつ、着るなら軽くて柔らかい素材にし、どこかに締めるポイントを作るようすすめています。
締めるポイントの例として、ボトムをタイトめにする、ウエストに入れる、クロップド丈で重心を上げる、手首や足首を見せる、が挙げられていました。体型を隠したくなる日でも、どこか1か所を見せると重く見えにくいでしょう。
首元は深く開けず詰めすぎない
首元は、深く開けすぎず、詰めすぎない程度の浅めの開きを選ぶと、ウェーブにもぽっちゃり体型にも合わせやすくなります。骨格スタイル協会の解説では、ウェーブは胸元や肩まわりが薄く華奢な人が多く、胸元の開いたトップスでは寂しい印象になりがちとされています。
一方、三越伊勢丹の大きいサイズの婦人服の解説は、骨格タイプ別ではない大きいサイズ全般向けの解説として、首が詰まったトップスは窮屈に見えるので開きのあるものをすすめていました。高橋氏が書くように、抜け感が欲しいときは浅めのVネックを選ぶのが、両方の考え方に合う選び方でしょう。
通販でサイズと形を失敗しない探し方

ぽっちゃりしたウェーブの人は、ウエストとヒップの差が大きく、通販でサイズを選びにくいことがあります。サイズ表の見方と、検索に使える言葉を知っておくと探しやすくなるでしょう。
サイズ表はウエストとヒップを両方見る
通販では、号数やS・M・Lだけで決めず、サイズ表のウエストとヒップの数字を両方確かめましょう。柏原氏のコラムでは、ぽっちゃりしたウェーブの悩みとして、ヒップのサイズに合わせるとウエストがぶかぶかになることが挙げられています。
ニッセンのサイズ表では、同じ11号でも、標準的な体型はウエスト67cm・ヒップ93cm、少しふくよかな体型はウエスト70cm・ヒップ97cmと寸法が違います。ウエストはゴムやベルトで調整できる形を選ぶと、ヒップに合わせて買っても合わせやすい、というのがMillie編集部の提案です。
検索に使える言葉で形を絞り込む
通販サイトでは、ウェーブの得意な形を表す言葉で検索すると、候補を絞りやすくなります。さきこ氏が監修したAlinomaの記事では、ウエストマーク、フレアシルエット、ギャザー、シフォン素材、シアー素材、ハイウエストといった言葉が紹介されていました。
大きいサイズの売り場でも、これらの言葉を組み合わせると探す時間を短くできるでしょう。40代のぽっちゃり体型のコーデ全体は、40代のぽっちゃりコーデの記事もあわせて見てください。
まとめ
骨格ウェーブの人は、太ってもタイプ自体は変わらないと説明する団体が多く、腰まわりや下半身に肉がつきやすいとされています。ウエストを高い位置で示し、上半身はやわらかく華やかに、サイズは張り付かず大きすぎないものを選ぶのが基本です。ウェーブの得意を残しながら、今の体に合わせましょう。
まずは手持ちのスカートやパンツを、ウエストを高めにして着てみてください。タイプに迷ったら、無料の骨格診断で傾向を確かめられます。
Questions & answers
骨格ウェーブのぽっちゃりさんのよくある質問
骨格ウェーブでぽっちゃりした人が、服選びで迷いやすい3つの疑問をまとめました。
Qフリルは若作りに見えませんか?
素材と量を選べば、大人らしく取り入れやすくなります。二神氏が監修した記事でも、ウェーブは上半身にフリルやリボンでボリュームを足すようすすめていました。薄くやわらかい素材で、飾りは首元か袖の1か所にとどめるのが、Millie編集部のおすすめです。
Qマキシ丈のスカートは着られますか?
着られますが、重く見えない工夫が必要です。高橋氏は、長いスカートを選ぶなら薄くて軽やかな生地や細めのプリーツにするようすすめています。さきこ氏が監修したAlinomaの記事では、足首まで隠れるマキシ丈はバランスが悪く見えやすいとされているので、トップスを短めにして重心を上げましょう。
Qウェーブか自信がないときはどうすればいいですか?
写真で全身を見比べると、客観的に判断しやすくなります。師岡氏も、正面だけでなく後ろや横からも見ること、写真のほうが客観的に見られることを書いていました。Millieの無料の骨格診断でも、大まかな傾向を確かめられます。