骨格クラシックの特徴と似合う服|ソフトクラシックとの違いも

ラックに並ぶベージュや茶色のコート

この記事でわかること

  • 協会の方式ではストレート系。方式で説明が違う
  • 肩がしっかりして体に厚みがあり、くびれもある
  • ジャストサイズ・厚みとハリのある素材・すっきりした首元
  • オーバーサイズはトップスだけゆったりに

「骨格診断でクラシックと言われたけれど、ストレートとは何が違うの?」。サイトによって説明が違い、ソフトクラシックとの違いも分からないと、どの情報を信じて服を選べばいいのか迷ってしまいますよね。オーバーサイズの服で着太りして見えた経験から、自分のセンスに自信をなくしている方もいるかもしれません。

そこで本記事では、骨格クラシックがどの診断方式のタイプかと、体の特徴、ソフトクラシックとの違いをまとめました。似合う服の基準も、チェック表でひと目で確かめられます。

あわせて、苦手とされる服を取り入れるコツや、迷ったときの考え方も同じ流れで紹介します。

骨格クラシックは7タイプ骨格診断のタイプのひとつ

ハンガーに並ぶチェックやツイードのジャケット

骨格クラシックは、主に7タイプの骨格診断で使われるタイプ名です。同じ「クラシック」でも診断方式によって説明が違うため、どの方式の結果かを先に確かめると迷いにくくなります。

比べる点日本7タイプ骨格診断協会荒川美保氏の方式
見るもの体の厚み・骨組み・ライン顔のパーツと体の骨格
クラシックの位置ストレート系ストレート
くびれあるとされる少ないとされる
ソフトクラシックウェーブ系ミックス

表は、協会と所属診断士の説明、荒川美保氏とOggiの説明をもとにMillie編集部が整理した目安です。

日本7タイプ骨格診断協会ではストレート系

骨格クラシックは、日本7タイプ骨格診断協会の7タイプのひとつで、協会所属の診断士の説明では、直線的なボディラインの「ストレート系」に入るタイプです。協会は7タイプ骨格診断を、体の厚みや骨組み、ボディラインの特徴をもとに分析する診断方法だと説明しています。

協会所属の骨格診断士が監修したハルメクの記事では、7つのタイプは直線的な「ストレート」と曲線的な「ウェーブ」の2つのグループに分けられ、クラシックはストレートのグループに入るという説明です。

診断方式によって体の説明が違う

同じ「骨格クラシック」でも、診断方式によって体の説明が違います。顔のパーツと体の骨格を両方見る荒川美保氏の方式では、荒川氏が監修したOggiの記事によると、クラシックは「肩がしっかりしていてくびれが少ない」タイプです。

一方、日本7タイプ骨格診断協会は、自分たちの方式を3タイプ骨格診断やその他の骨格診断とは「全く異なった診断方法」としています。サイトによって説明が違うと感じたら、どの方式の話かを確かめてみてください。この記事では、協会の方式を中心に紹介します。

骨格クラシックの体の特徴

茶色のツイードジャケットのアップ

協会の方式でいう骨格クラシックは、肩がしっかりして体に厚みがあり、くびれと直線的なラインをあわせ持つタイプと説明されています。鏡で全身を見ながら、次の表と見比べてみてください。

見るところクラシックの説明
肩しっかりしている
体の厚み胸元やお尻に厚み
ウエストくびれがある
太ももボリュームがある
体のラインどこかが直線的
印象正統派・知的

表は、協会に所属・認定された診断士が監修したハルメクとViViの解説、考案者の会社の説明をもとにした目安です。

肩がしっかりして体全体に厚みがある

骨格クラシックは、肩がしっかりしていて、胸元やお尻など体全体に厚みがあるとされるタイプです。協会所属の骨格診断士・英里氏が監修した前出のハルメクの記事では、「肩がしっかりしており、全体的に体に厚みがある骨格タイプ」と説明されています。

協会認定診断士の渡辺樹里氏が監修したViViの診断でも、胸元やお尻など全体的に身体に厚みがあり、肩幅もある方が多いと紹介されています。厚みのある体は、服の素材やサイズ感で印象が変わりやすいので、後の章の選び方が役立つでしょう。

くびれがあり太ももにボリュームがある

協会の方式では、クラシックはウエストにくびれがあり、太ももにもボリュームがあるタイプと説明されています。英里氏が監修した記事では「くびれがあり、太ももにもボリューム感があります」とされ、渡辺樹里氏が監修したViViの診断でも、太ももがしっかりあるタイプという説明です。

東京・日本橋のサロンで7タイプ骨格診断士が書いた解説でも、ワンピース選びの中で「くびれがとても大切なタイプ」と紹介されています。くびれの位置を生かせる切り替えやベルトを意識すると、メリハリが出やすいでしょう。

体のどこかに直線的なラインがある

体のどこかに直線的なラインがあり、全体の印象は正統派で知的とされるのも、クラシックの特徴です。考案者の会社である株式会社ラインは、クラシックを「ニュースキャスタータイプ(正統派、知的)」と表しています。

英里氏が監修した記事でも、くびれがあっても体のどこかに直線的なラインがあるのが特徴だと説明されています。曲線だけでなく直線も感じるかを、鏡で全身を見て確かめてみてください。

骨格クラシックとソフトクラシックの違い

白いツイード生地のアップ

クラシックとソフトクラシックは名前こそ似ていますが、協会の方式では体の厚みやラインの向きが逆で、似合う素材もほぼ反対です。ソフトクラシックと言われた人が、クラシック向けの情報をそのまま参考にしないよう注意しましょう。

比べる点クラシックソフトクラシック
グループストレート系ウェーブ系
体厚みがあり直線的薄く華奢な曲線
得意なテイストシンプル・正統派上品
素材ウール・ツイードシフォンなど柔らかい
首元Vネックですっきりボウタイで華やかに

表は、協会所属の診断士が監修したハルメクとルコックスポルティフの解説をもとにした目安です。

ソフトクラシックはウェーブ系で体が薄め

名前は似ていても、協会の方式ではソフトクラシックはウェーブ系のタイプで、体が薄く華奢な印象とされています。英里氏が監修した前出の記事では、ソフトクラシックを「なだらかな曲線を持ち、デコルテやお尻の厚みがあまりなく、華奢なラインの体つき」と説明しています。

荒川美保氏の方式ではソフトクラシックはミックスのタイプに入り、Oggiの6タイプの骨格タイプ診断にはソフトクラシックそのものがありません。名前が似ているからといって、クラシック向けの情報をそのまま当てはめないようにしましょう。

似合う素材はほぼ反対になる

似合うとされる素材は、クラシックとソフトクラシックでほぼ反対です。協会所属の骨格診断士・hagumi氏が監修したルコックスポルティフのコラムでは、クラシックに圧縮ウールや硬めのツイード、ハリのある綿が、ソフトクラシックにシルクやシフォンなどの柔らかな素材が挙げられています。

首元も、クラシックはVネックなどですっきり、ソフトクラシックはスカーフやボウタイで少し華やかに、と方向が違います。自分がどちらか分からないときは、診断を受けた方式を確かめるところから始めてみてください。

骨格クラシックに似合う服の選び方

木のハンガーに掛けたシャツの襟

骨格クラシックの服選びは、ジャストサイズ・厚みとハリのある素材・すっきりした首元の3つが基本とされています。買い物のときは、次のチェック表を順に見ていくと迷いにくいでしょう。

見るところ選びたいもの
サイズジャストサイズ
素材厚みとハリがある
首元Vネック・シャツ襟
柄無地・千鳥格子・チェック
アイテムジャケット

表は、協会所属・認定の診断士が監修した解説と、7タイプ骨格診断士の解説をもとに、Millie編集部がまとめた目安です。

ジャストサイズで引き算のシンプルさを

骨格クラシックは、大きすぎず小さすぎないジャストサイズで、装飾を足しすぎない引き算のおしゃれが似合いやすいとされます。hagumi氏が監修した前出のコラムでも、おすすめはジャストサイズなどのシンプルさを生かした引き算のおしゃれです。

前出のサロンの7タイプ骨格診断士も、体に対して大きすぎたり小さすぎたりする服よりジャストサイズを、と説明しています。試着では、肩の縫い目が肩の端に合っているかを確かめると選びやすいでしょう。

ウールやツイードなど厚みとハリのある素材

素材は、ウールやツイード、ハリのある綿など、厚みとハリのあるものが似合いやすいとされるタイプです。英里氏が監修した前出の記事でも、クラシックに似合う素材として「ウール、ツイードなど厚みのある素材」が挙げられています。

ニットなら、hagumi氏監修のコラムが挙げるハイゲージ(目の細かい編み)のものが取り入れやすいでしょう。ただし、荒川美保氏監修の骨格タイプ診断にもとづくOggiの記事はざっくりしたローゲージを挙げるなど、方式によって説明が違う点も覚えておくと安心です。

首元はVネックやシャツ襟、柄は千鳥格子

首元はVネックやUネック、シャツ襟ですっきり見せ、柄は無地や千鳥格子、チェックのような規則的なものが合わせやすいとされます。渡辺樹里氏が監修した前出のViViの診断でも、Vネックや、無地・千鳥格子柄などが挙げられています。

Uネックやシャツ襟を挙げているのは、前出のサロンの解説です。同じ解説は、柄は似合い方に個人差があり、一人ひとりに合わせて考える必要があるとも説明しています。迷ったら無地から始め、柄はスカートやストールなど一部に取り入れてみてください。

苦手とされる服を取り入れるコツ

ハンガーに掛けた白いTシャツ

苦手とされる服も、着てはいけないわけではありません。取り入れる場所や全身のバランスを工夫すると、好きな服を楽しみやすくなるでしょう。

オーバーサイズはボトムをすっきりと

オーバーサイズの服が好きなら、トップスだけをゆったりさせ、ボトムはすっきりさせると、全身のバランスを整えやすくなります。hagumi氏監修のコラムはオーバーサイズの着崩しはだらしなく見えると注意していますが、前出のサロンの解説は「苦手=着てはいけない」ではないという立場です。

同じ解説は、トップスだけをゆったりさせてボトムをすっきりさせる方法を紹介しています。上下ともゆったりした服を合わせるより、ボトムにすっきりしたラインを残すのがコツです。

フリルやリボンは甘さを控えめに選ぶ

フリルやリボンなど甘めのデザインが好きなら、胸元に装飾を集めず、甘さを盛りすぎない上品なデザインから選ぶと取り入れやすいでしょう。hagumi氏監修のコラムでも、胸元に装飾がたっぷりあるデザインよりVネックなどで首元をすっきりさせることがすすめられています。

前出のサロンの解説でも、フェミニンな服が好きな人への提案は、甘さを盛りすぎず上品なデザインを選ぶことです。一般社団法人骨格スタイル協会も、骨格タイプに合った服以外を着てはいけないわけではなく、ウエスト位置を変えたり小物を足したりするアレンジで素敵に着こなせると説明しています。

きれいめが地味ならカジュアルを1点混ぜる

きれいめの服ばかりで地味に見えるときは、Tシャツやデニムを1点混ぜると、今っぽさが出やすくなります。方式は違いますが、荒川美保氏が監修したOggiの記事では、チェックのタイトスカートにTシャツを合わせる方法が紹介され、厚手でジャストサイズのクルーネックTシャツが選ばれていました。

デニムなら、前出のサロンの解説のように、ジャストサイズのトップスにきれいめのデニムを合わせてウエストインする方法もあります。カジュアルでも、サイズ感と素材のハリを残すのが合わせやすくするポイントです。

骨格クラシックか迷ったときの考え方

重ねたタータンチェックの布

自分がクラシックか迷ったら、セルフチェックは大まかな方向をつかむものと考え、服の好み(系統)とは切り離して見るのがおすすめです。

セルフチェックは大まかな方向をつかむもの

セルフチェックは、自分がクラシックに近いかの大まかな方向をつかむためのものと考えましょう。考案者の会社である株式会社ラインも、骨格診断は自分での分析ではどうしても正確にできないと説明しています。

Millieの無料の骨格診断は、3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)の傾向を見るもので、クラシックかどうかは判定できません。7タイプの結果を確かめたいときは、協会所属の診断士に相談してみてください。分け方の違いは骨格診断9タイプの記事も参考になります。

服の系統のクラシックとは別のもの

骨格クラシックは体の特徴の分類で、服の系統(テイスト)の「クラシック」や「トラッド」とは別のものです。協会は、診断時に着ている洋服のテイストなどにも影響を受けない診断方法だと説明しています。

FASHIONSNAPによると、系統のトラッドは英国紳士のようなクラシカルで端正なスタイルが基本です。得意なテイストが「正統派」と説明されるため混同されやすいものの、骨格クラシックの人がトラッドしか着られないわけではありません。

まとめ

骨格クラシックは、主に7タイプの骨格診断で使われるタイプ名で、日本7タイプ骨格診断協会の方式ではストレート系に入ります。服選びの基本は、ジャストサイズと厚みのある素材、すっきりした首元の3つとされています。苦手とされる服も、上下のバランスや選び方の工夫しだいで楽しめるでしょう。

まずは診断を受けた方式を確かめ、手持ちの服をサイズ感と素材で見直してみてください。3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)での傾向は、無料の骨格診断でも確かめられます。

Questions & answers

骨格クラシックのよくある質問

骨格クラシックの人が迷いやすい、3つの疑問への答えをまとめました。

Q骨格クラシックは太るとタイプが変わりますか?
A

協会の説明では変わりません。日本7タイプ骨格診断協会は、体の肉のつき方も骨格タイプによって異なるため、体重の増減に関わらず同じ診断結果になると説明しています。体重が変わっても、似合う素材やサイズ感の考え方は大きく変わらないと考えてよいでしょう。

Q骨格クラシックが最悪と言われるのはなぜですか?
A

肩がしっかりして体に厚みがあるため、着る服によってはがっしり見えやすいと感じる人がいるためと考えられます。協会の[講師の一人](https://www.7style-ac.com/instructor/)、本間英里加氏は、7タイプ骨格診断の考え方はお身体の悩みをカバーするより「活かす」が基本だと紹介しています。体の特徴に良し悪しはないので、得意な素材やサイズ感を知ることから始めましょう。

Q骨格ストレート向けの記事は参考になりますか?
A

共通点は多いものの、そのまま当てはめないほうが安心です。厚みとハリのある素材やジャストサイズ、すっきりした首元は骨格ストレートと共通しますが、協会は7タイプを3タイプとは別の診断方法としています。くびれや太もも、柄の選び方は、クラシック向けの説明で確かめてみてください。