50代のストールの巻き方|簡単で上品に見えるコツと目的別の手順

たたんで重ねた淡い色のストール

この記事でわかること

  • 首元にゆとりを残し、きっちり畳まず巻く
  • まずはエディター巻き・ワンループ・肩かけ
  • 顔色を明るく見せるなら明るい色や白の入った柄
  • 斜めに折る・結ぶ・留めると崩れにくい

「ストールを持っているのに、いつも同じ巻き方になってしまう」「巻くと首が詰まって見えたり、顔が大きく見えたりする」。寒くなって外出前に鏡を見るたび、そんなふうに迷っていませんか。

そこで本記事では、50代のストールが上品に見える2つのコツと、まず覚えたい基本の巻き方3つをまとめました。手順の少ない巻き方から紹介するので、手持ちのストールで今日から試しやすいでしょう。

あわせて、首元をカバーしたい日やすっきり見せたい日の巻き方、顔まわりが明るく見える色と素材、崩れにくくするコツと手入れの方法も紹介します。巻き方の名前は媒体によって違うことがあるため、手順は動きで説明しているので安心してください。

上品に見えるストールの巻き方の2つのコツ

ふんわりまとめたニットのストールと紅茶

新しい巻き方を覚える前に、2つのコツを押さえると、いつもの巻き方でも上品に見えやすくなります。50代の服選び全体の考え方は、50代ファッションの基本の記事も参考にしてください。

首元にゆとりを残して巻く

ストールは首にぎゅっと巻きつけず、首元に少しゆとりを残して巻くと、顔まわりがすっきり見えやすいでしょう。スタイリストの大沢早苗氏が教えるハルメクのストールの記事では、うつむいたときにあごがストールに当たらないくらいのゆとりができるよう、少し前に引くとよいそうです。

同じ記事では、きっちりたたんで首元でぎゅっと巻くと、顔が強調されて息苦しく見えると説明されていました。ワンループ巻きなら、首の後ろ側に指1本分のゆとりをつくるのが目安だそうです。

きっちり畳まずラフにまとめる

ストールはきっちり畳まず、ラフにまとめてから巻くと、自然なドレープが出てこなれた印象になりやすいでしょう。スタイリストの植村美智子氏は、天然生活 webの連載で、端が真っ直ぐにならないよう、きれいに畳まずラフに束ねるところから始めると書いています。

大沢氏の記事でも、折りたたんでから巻くとドレープがなくなり、のっぺり平坦な印象になるとされていました。いつもの巻き方が古く見えると感じたら、巻き方を変える前に、まとめ方と左右の長さを変えてみましょう。

まず覚えたい基本の巻き方3つ

色とりどりのストールを並べて掛けた様子

まずは手順の少ない3つの巻き方を覚えると、服や気分に合わせて使い分けやすくなります。ハルメクや百貨店のファッションレンタルなどの解説をもとに紹介します。

この記事で紹介した解説をもとに、Millie編集部が3つの巻き方の特徴をまとめました。

巻き方特徴向いている場面
エディター巻き垂らした部分で縦の線ができるすっきり見せたい日
ワンループ巻き首元がふんわりして首を覆えるセーターからコートまで
肩かけ肩まで覆えて羽織りになる室内で肌寒いとき

エディター巻きはひと巻きして垂らす

エディター巻きは、首にかけて長い方をひと巻きし、両端を垂らすだけの簡単な巻き方です。大沢早苗氏が教えるハルメクの記事では、次の手順が紹介されています。

  1. 端と中心あたりを持って首にかける
  2. ひと巻きする方を長めにして調整する
  3. 軽くひと巻きし、顔まわりを整える

スタイリストの犬走比佐乃氏が紹介するPrecious.jpの記事では、ひと巻きしたあとに一度結ぶとほどけにくくなるとされていました。垂らした部分で縦の線ができるのも、この巻き方のよさでしょう。

ワンループ巻きは輪に通してふんわり整える

ワンループ巻きは、二つ折りにしたストールを首にかけて輪に両端を通す巻き方で、首元を覆いやすいのが特徴です。大沢氏の記事では、次の手順が紹介されています。

  1. 真ん中あたりをラフに持って半分にする
  2. 首にかけ、輪に反対側の両端を通す
  3. 首元にゆとりが出るよう整える

大沢氏の記事では、左右の長さを少しずらしておくと、裾に程よい動きが出るとされています。大丸松坂屋百貨店のファッションレンタル、アナザーアドレスの解説でも、ストール初心者でも挑戦しやすい、もっともベーシックな巻き方と紹介されていました。

肩かけは斜めに1回折るとずれにくい

肩にかけるときは、大判のストールを斜めに1回折ってから羽織ると、ずれ落ちにくくなるでしょう。犬走氏が紹介するPrecious.jpの別の記事では、ストールを斜めに一度折り、背中側から羽織って端を前に流すだけの手順が紹介されています。

同じ記事では、斜めに折ることでストールが滑りにくくなり、動いてもずれ落ちにくくなると説明されていました。環境省のウォームビズの案内でも、小さくたためるストールを用意し、寒さを感じたときにさっと羽織ることがすすめられています。

目的別に選ぶストールの巻き方

チェック柄のストールと温かい飲み物

首元をカバーしたい、すっきり見せたい、暖かくしたいなど、その日の目的に合わせて巻き方を選ぶと迷いにくいでしょう。巻き方の呼び名は媒体によって指す手順が違うことがあるので、ここでは手順の動きで紹介します。

首元をカバーしたい日はアフガン巻き

首元をカバーしたい日は、三角に折ったストールを前にあてるアフガン巻きが向いているでしょう。スタイリストの岡部久仁子氏が教えるハルメクの記事では、首元をさりげなく覆い、ドレープで華やかに見せる巻き方として、次の手順が紹介されています。

  1. 対角線で三角形に折り、ドレープを作る
  2. 三角形を手前にして首にかける
  3. 後ろで交差させ、前で先端を結ぶ

通販会社ディノスの解説のように、結ばずに両端を前に垂らす手順もあります。結ぶと崩れにくく、垂らすと軽やかな印象になるでしょう(Millie編集部の整理)。

すっきり見せたい日は縦に長く垂らす

上半身をすっきり見せたい日は、ストールを縦に長く垂らし、首元のふくらみを控えめにするとよいでしょう。大沢氏の記事では、濃い色柄のストールを使ったエディター巻きなら、縦長ラインが強調されてすっきり見えると解説されています。

HALMEK upのマフラーの巻き方の記事でも、首元にまで過剰なふくらみを出すと体が大きく見えるとし、縦に長くまっすぐ垂らす形はすっきりした印象を与えると説明されていました。

防寒したい日はニューヨーク巻きやクロス巻き

防寒したい日は、ひと巻きして前で結ぶニューヨーク巻きや、肩にかけて両端を交差させるクロス巻きが向いているでしょう。アナザーアドレスの解説では、胸元が開いたコートやジャケットに合わせやすい巻き方として、ニューヨーク巻きの次の手順が紹介されています。

  1. 片方を長めにして首にかける
  2. 長い方をふんわり一周巻く
  3. 両端を前でクロスして結ぶ

犬走氏の記事で紹介されているクロス巻きは、斜めに折って羽織ったストールの端を交差させるように両肩にかけるだけで、ほどけにくく暖かいと紹介されていました。

顔まわりが明るく見える色と素材の選び方

たたんだウールのストール

顔のすぐ近くにくるストールは、色と素材で印象が変わります。手持ちの服と合わせやすく、顔まわりが明るく見えるものを選びましょう。

顔色を明るく見せたいなら明るい色や白の入った柄

顔色を明るく見せたいなら、トップスより明るめの色や、白やクリーム色の入った柄のストールを選ぶとよいでしょう。大沢早苗氏は、ハルメクの記事で、トップスより明るめの色にすると顔まわりが明るく見えると話しています。岡部久仁子氏も、顔に近い首元に巻く正方形のスカーフについて、白やクリーム色といった抜け感が出る色を取り入れた柄をすすめていました。

大人のおしゃれ手帖 webの記事では、黒や紺のコートに同系色のストールは重く見えがちなので、白地の柄ものがおすすめと紹介されています。似合う色の大まかな傾向は、パーソナルカラー診断で目安をつかめます。

厚手は簡単な巻き方、薄手はねじって立体的に

厚手のウールやカシミヤは簡単な巻き方で、薄手のストールは少しねじって立体的に巻くと、素材のよさが生きるでしょう。HALMEK upのマフラーの巻き方の記事では、厚みのある上質なウールやカシミヤは簡単な結び方だけで十分な存在感があり、薄手で滑らかな生地は少しねじりを加える形に最適とされています。

犬走比佐乃氏が紹介するPrecious.jpの記事でも、首まわりの肌に直接触れることが多いストールは、しなやかで質のよい素材であることが重要とされていました。

崩れにくくするコツと手入れ

パールのブローチとストールのフリンジ

外出先で何度も巻き直すのは面倒なものです。崩れにくくする小さなコツと、長く使うための手入れを紹介します。

結ぶ・交差させる・留めると崩れにくい

ストールは、斜めに折る、交差させる、結ぶ、挟み込む、ブローチで留めるといったひと手間で、崩れにくくなるでしょう。犬走比佐乃氏の記事では、ストールを交差させるとほどけにくくなり、一度結ぶとほどけにくいうえ首元も暖かいとされています。

大人のおしゃれ手帖 webの記事では、肩にかけたストールの一部を首もとに挟み込むだけでずれにくくなる巻き方が紹介されていました。ディノスの解説のように、手持ちのブローチやニットピンで留める方法もあります。

洗う前に表示を確かめ、しまう前に洗う

ストールを洗うときは、まず洗濯表示で家で洗えるかを確かめ、シーズンの終わりには洗ってからしまいましょう。ライオンのお洗濯マイスターの大貫和泉氏は、ウェザーニュースの取材で、ウールは高温で縮みやすくなるため水温は30℃以下にすると話しています。こすったりもんだりせず、やさしく押し洗いするのがコツだそうです。

消費者庁の繊維製品品質表示規程では、マフラーやショールなどで縫い付けると傷むおそれがあるものは、洗濯表示を下げ札にできるとされています。ストールも札で表示されていることがあるので、捨てずに保管しておくと安心です。

まとめ

ストールを上品に見せるコツは、首元にゆとりを残すことと、きっちり畳まずラフにまとめることです。まずはエディター巻き・ワンループ巻き・斜めに折る肩かけの3つを覚え、目的に合わせて使い分けましょう。

手持ちのストールで、いつもの巻き方の左右の長さとゆとりを変えてみてください。それだけでも、印象の違いを感じやすいでしょう。冬の装い全体は50代の冬コーデの記事、似合う色の傾向はパーソナルカラー診断も参考になります。

Questions & answers

50代のストールの巻き方に関するよくある質問

ストールの巻き方と選び方についての、3つの疑問をまとめました。

Qストールとマフラーの違いは何ですか?
A

コトバンクに収録されたデジタル大辞泉では、[ストール](https://kotobank.jp/word/%E3%81%99%E3%81%A8%E3%83%BC%E3%82%8B-3156493)は「婦人用の細長い肩掛け」、[マフラー](https://kotobank.jp/word/%E3%81%BE%E3%81%B5%E3%82%89%E3%83%BC-1595944)は「防寒用の細長い襟巻き」と説明されています。日本大百科全書では、日本ではストールとショールが混用されているとも書かれていて、はっきりした線引きはありません。肩にも掛けられる幅の広いものがストールと考えるとよいでしょう。

Q最初の1枚はどんな大きさを選べばいいですか?
A

大判ストールに決まった寸法はありません。犬走比佐乃氏の記事では、180×73cmや200×90cmの大判ストールが紹介されていました。巻き方に迷うなら、植村美智子氏が長方形よりも巻きやすく、さまになりやすいと書いている正方形の大判ストールも選択肢になるでしょう。

Q骨格タイプによって巻き方は変わりますか?
A

骨格診断は民間の理論ですが、骨格スタイル協会の認定アドバイザーのコラムでは、[ストレートは一重でさらりと巻いて首元を開ける](https://www.kokkaku.jp/column/colum003.html)、[ウェーブは柔らかい素材やファー](https://www.kokkaku.jp/column/colum002.html)、[ナチュラルは首回りに無造作に巻く](https://www.kokkaku.jp/column/colum001.html)着方が紹介されています。自分のタイプの目安は、無料の骨格診断でつかめます。