冬ヘアカラーの選び方|2026-27年の人気色と冬服に合う1色

赤みのあるブラウンの髪をひとつに結んだ後ろ姿

この記事でわかること

  • 2026-27年の冬は深みのある暖色と透明感カラーが注目
  • 冬服とメイクの色で候補を絞り、肌と明るさで1色に決める
  • 静電気は乾燥と摩擦で起きやすく、乾かし方で広がりをおさえる
  • 大事な予定の3日〜1週間前に染め、色落ち後の希望も伝える

「冬らしい髪色にしたいけれど、自分に合う色が分からない」。冬ヘアカラーは候補が多く、暗めにすると重くならないか、明るめにすると職場で浮かないか、迷う方も少なくないはずです。黒やキャメルのコートに今の髪色が合わない、という気がかりも重なります。

そこで本記事では、2026-27年の冬に注目されている髪色の系統を整理し、冬服とメイク、肌の色み、明るさの事情の順に、自分に合う1色まで絞る方法をお伝えします。同じ順番で候補をふるいにかけるので、迷わず決めやすくなるでしょう。

あわせて、乾燥する冬に色とツヤを保つケアや、年末年始に向けて染める時期、美容室での伝え方も同じ流れで解説します。

2026-27年の冬ヘアカラーは深みと透明感が軸

茶色から赤茶色まで並んだ色見本

2026年12月から2027年2月にかけての冬の髪色は、ボルドーやショコラブラウンのような「深みのある暖色」と、オリーブやミント系の「赤みを抑えた透明感カラー」の2つの流れが目安です。暗めにするなら、ツヤを残すと今年らしく見せやすいでしょう。

系統主な色印象ブリーチなし
ブラウンショコラ・マロン深みとツヤ取り入れやすい
赤みボルドー・ワインレッド華やかで深い取り入れやすい
オリーブオリーブグレージュ赤みを抑えた透明感暗めなら取り入れやすい
ミントミントグレージュ透明感が強い必要になりやすい
ベージュマロンベージュやわらかく明るい明るさによって必要

主な色はPREPPYとミニモ、印象とブリーチの目安はホーユーのLICOLOの2026年秋の解説とミニモの説明をもとに、Millie編集部がまとめました。ブリーチが必要かどうかは、今の髪色や染めた履歴によって変わります。

深みのある暖色はボルドーやショコラブラウン

この冬も、ボルドーやショコラブラウンのような深みのある暖色が注目されています。株式会社MIXIのサロンスタッフ直接予約アプリ「ミニモ」が2026年8月に都心部の美容師127名へ行ったインターネット調査では、秋冬のトレンドヘアカラーの1位がボルドー・ワインレッド系、4位がチョコレート・マロン系ブラウンでした。

美容メディアのPREPPYも、2026-2027年冬の注目候補にボルドーやワインレッド、ショコラブラウンを挙げています。ボルドーは赤に紫やブラウンを感じる深い色なので、暗めでも華やかさを出しやすいでしょう。

赤みを抑えた透明感はオリーブやミント系

赤みを抑えた透明感のある色も、この冬のもう一つの流れです。同じ調査では2位がミント系、3位がオリーブ系で、ミニモは赤みを抑えた「透明感カラー」も継続して支持されているとまとめています。PREPPYも、オリーブグレージュを赤みが気になる人の選択肢の一つとして紹介していました。

ただし、ミニモの解説では、ミント系はブリーチでしっかり発色させる色とされています。ブリーチをしたくない人は、暗めのオリーブやグレージュから選ぶと取り入れやすいはずです。

服が暗く重い冬は髪で色とツヤを足す

冬に深い色やツヤのある色が選ばれやすい背景には、服が暗く重くなることがあるようです。Oggiは2026年秋冬の記事で、ファッションも重くなるので、暗くても透明感のある色を選ぶのがコツだとしています。

前年の冬の美的.comも、パサつきが気になる季節にツヤ感をプラスする色として、ショコラブラウンを紹介していました。花王によると、パサつきは毛流れがそろわずバラバラな状態のことで、水分や油分の不足だけが原因ではありません。色選びとあわせて、毛流れを整えるケアも意識しましょう。

冬服とメイクから髪色の候補を絞る

キャメルのコートとニット帽の後ろ姿

候補が多くて迷うときは、まず手持ちの冬服とメイクの色から絞るのが近道です。服の色に合わせて、髪で華やかさを足すのか、全身をなじませるのかを決めましょう。

普段の服・メイク候補の髪色
黒・グレー・ネイビーの服ボルドー・ワインレッド
ベージュ・ブラウンの服マロンベージュ・ショコラブラウン
白や淡い色の服オリーブグレージュ・ミントグレージュ
ローズ系や赤みのリップボルドー・ワインレッド
ブラウン系のアイメイクショコラブラウン・マロンベージュ
ベージュ系のナチュラルメイクオリーブグレージュ・ミントグレージュ

表は、PREPPYが2026-2027年冬の記事で紹介した対応をもとにまとめた目安です。服とメイクで候補が違う場合は、着る機会の多い服を優先すると選びやすくなります。

黒やネイビーの服にはボルドーで華やかさを

黒やネイビー、グレーの冬服が多い人は、ボルドーやワインレッドで髪に色を足すと、全身が重く見えにくいでしょう。PREPPYは、こうした服が多い人にボルドー系をすすめ、髪に華やかさをプラスできるとしています。

前年の冬には、アリミノのA PRESSで美容師の白子雄介さんが、レッドブラウンは髪の赤が冬のファッションの差し色になり、派手すぎないので挑戦しやすいと話していました。真っ赤に見えるのが不安なら、ブラウンに赤みを足した色から始めると取り入れやすいはずです。

ベージュやキャメルの服にはブラウン系がなじむ

ベージュやキャメル、ブラウンの服が多い人は、マロンやショコラなどのブラウン系を選ぶと全身がなじみやすくなります。同じA PRESSの記事で美容師の奉書隆浩さんは、濃いめの暖色ブラウンにほんのりオレンジを足した色について、ベージュやキャメル、カーキなど冬の定番色の服に映え、ウールやニットとも調和すると話しています。

服と髪が同じような色で単調に見えるのが気になるなら、服より一段深い色にしたり、ツヤのある色を選んだりして差をつけるのが、Millie編集部のおすすめです。

リップと髪の赤みの方向をそろえる

普段使うリップの赤みと、髪の赤みの方向をそろえると、顔まわりにまとまりが出やすいでしょう。奈良県の美容室ギフトの金津雅寛さんはサロンのブログで、ダークブラウンやダークレッドなど深い髪色には赤系やブラウン系のリップが合い、明るい髪色にはヌードピンクやベージュ系がなじむと紹介しています。

この秋は、深みのあるブラウンやレッドのリップの新色が多く出ています。髪をボルドーにするなら、リップも赤みのある色を合わせると、冬らしい統一感が出るでしょう。

肌と明るさの事情で冬の1色に決める

明るい茶色の髪の毛先

服とメイクで候補を2〜3色に絞ったら、肌の色み(イエベ・ブルベ)と、職場などで決まる明るさの上限から1色に決めます。暗めでも明るめでも、選び方のコツを押さえれば冬らしく見せられるはずです。

イエベ・ブルベで色みの寄せ方を変える

冬の候補は、自分のタイプが得意とする色みに寄せると、肌になじませやすくなります。ホーユーのLICOLOは意識したいポイントとして、イエベ春は明るさ・黄み・やわらかさ、イエベ秋は黄み・深み・まろやかさを挙げています。ブルベ夏は青み・やわらかさ・透明感、ブルベ冬は青み・高い発色・コントラストです。

深い色が多い冬の候補は、イエベ秋さんとブルベ冬さんには取り入れやすく、イエベ春さんとブルベ夏さんは明るさややわらかさを少し残すと選びやすいでしょう。なお、パーソナルカラーの「ブルベ冬」は肌の色のタイプ名で、季節の冬とは別の話です。ブルベ冬さんの髪色はブルベ冬に似合う髪色の記事でくわしく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

暗めにするなら透け感とツヤで重さを抜く

職場の決まりなどで暗めにするなら、透け感とツヤのある色を選ぶと重く見えにくくなります。Oggiは、赤みやオレンジみを抑えながらグレージュやオリーブ、ラベンダーなどのニュアンスを加えると、ダークトーンでも光に当たったときにほんのり透け感が出るとしています。

LICOLOの目安では、オフィスワーク全般は6〜7トーンです。トーンは髪の明るさを表す数字で、小さいほど暗くなります。ただし区分はメーカーやサロンによって違うため、職場の決まりがあるなら美容室で見本を見ながら確かめましょう。PREPPYも、顔まわりに動きをつけたり色に透け感を加えたりすると、暗めでもバランスをとりやすいと紹介していました。

明るめにするならくすみ系で浮きにくく

明るめにしたいときは、黄みや赤みを抑えたグレージュ寄りの色を選ぶと、冬服の中でも浮きにくいでしょう。LICOLOによると、アッシュやグレージュなどの寒色系は落ち着いて見えやすく、ベージュやピンクなどの暖色系は実際のトーンより明るく感じられることがあります。

ベージュを選ぶなら、希望より一段暗めにすると明るく見えすぎにくいはずです。ブリーチなしで出せる明るさは、ウエラのilluminaによると最大で10〜12トーン程度とされています。

乾燥する冬に髪色とツヤを保つケア

長い茶色の髪を木のコームでとかす手

冬は空気の乾燥と、マフラーやコートとの摩擦で、髪が広がったりパサついて見えたりしやすい季節です。静電気の起きやすい条件を知り、乾かし方を少し変えると、静電気による広がりをおさえてまとまりやすくなります。

静電気は乾燥とマフラーなどの摩擦で起きやすい

髪の静電気は、空気が乾燥しているときに、マフラーやコートの襟などとこすれると起きやすくなります。気象庁の平年値(1991〜2020年)では、東京の平均相対湿度は1月が51%で1年で最も低く、2月も52%と低めです。ミルボンは、冬は暖房で室内がさらに乾燥するため、静電気が起きやすいと説明しています。

ホーユーのLICOLOは、ニットやマフラーを着脱するときや、コートの襟に髪が触れているときに摩擦が起こりやすいとしています。静電気で広がった髪は絡まりやすく、とかすときの摩擦で切れ毛や枝毛につながることがあるので、マフラーの内側に髪を入れたままにしないなど、こすれる時間を減らしましょう。静電気対策としての室内の湿度の目安は、LICOLOが40〜60%程度、ミルボンが50〜60%です。

毛流れをそろえて乾かし冷風で仕上げる

洗ったあとは、毛流れをそろえるように乾かし、最後に冷風を当てるとまとまりやすくなります。花王は、髪が湿っているうちに根元や内側から毛先へ流れをそろえて乾かすようすすめています。LICOLOも、8割ほど乾いたら冷風で仕上げる方法を紹介していました。

乾かす前に、洗い流さないトリートメントを毛先から中間になじませるのも一つの方法です。ミルボンは、髪の表面に保護膜をつくって摩擦と乾燥を抑えるとして、タオルドライ後の使用をすすめています。

年末年始に向けて染める時期と伝え方

クリスマスツリーのぼやけた明かり

年末年始の集まりや帰省、写真に残る予定がある人は、予定から逆算して美容室を予約すると安心です。色の落ち着き方と色持ちの目安を知り、オーダーでは服の色と色落ち後の希望まで伝えましょう。

大事な予定の3日〜1週間前に染める

大事な予定の3日〜1週間前に染めておくと、色が落ち着いた状態で迎えやすくなります。大分県の美容室アンイットのReNnaさんはサロンのブログで、カラー後3〜7日ほどで色が落ち着くことが多いとして、イベントの3日〜1週間前の予約をすすめています。ブリーチをした髪は色落ちが早いので3日前、ブリーチなしなら1週間前が目安だそうです。

染めた直後の扱いにも気をつけましょう。ホーユーのLICOLOは、染めた当日は染料が定着しきっていないため、1日くらいはシャンプーを控えるほうがよさそうだとしています。

暗めは長く明るめは早く色が変わりやすい

年末年始から1月まで同じ色を楽しみたいなら、暗めの色を選ぶと1回の施術でカバーしやすいでしょう。デミ コスメティクスのDEMI LABOは、暗めで濃い色は1〜2か月ほどもつ一方、明るめやブリーチありのハイトーンは2〜3週間ほどしかもたないと説明しています。

根元の伸びも目安の一つです。花王によると、髪は1か月で約1cm伸びます。12月中旬に染めると1月中旬には根元が1cmほど伸びている計算なので、明るい色ほど早めのメンテナンスを予定しておくと安心です。

美容室では服の色と色落ち後の希望も伝える

美容室では、参考写真に加えて、冬服の色と色落ちしたあとの希望も伝えると、イメージがずれにくくなります。PREPPYは、写真は照明や加工で見え方が変わるので気に入ったポイントを具体的に伝え、カラー履歴や色落ち後の髪色も含めて相談するようすすめています。

たとえば「冬服は黒が多いので、赤みのあるブラウンで暗めにしたいです。ブリーチはなしで、色が落ちたら赤みの残るブラウンになるのが希望です」のように伝えるのが、Millie編集部のおすすめです。明るさを数字で伝えるコツは、秋の髪色の記事も参考にしてください。

まとめ

2026-27年の冬ヘアカラーは、ボルドーやショコラブラウンなどの深みのある暖色と、オリーブ系の透明感カラーが注目されています。まず冬服とメイクの色で候補を絞り、肌の色みと明るさの事情で1色に決めると、選びやすくなります。乾燥する冬は静電気と摩擦に気をつけ、大事な予定の3日〜1週間前を目安に染めましょう。

自分がイエベかブルベか分からないときは、無料のパーソナルカラー診断で傾向を確かめてから美容室に行くと安心です。

Questions & answers

冬ヘアカラーのよくある質問

冬ヘアカラーで迷いやすい3つの疑問に答えます。

Q2026-27年の冬に人気の髪色は?
A

ボルドーやワインレッド、ショコラやマロンのブラウンなど深みのある暖色と、オリーブやミント系の透明感カラーに注目が集まっています。ミニモが美容師127名に聞いた2026年8月の調査でも、秋冬のトレンドの上位にこれらの系統が並びました。暗めでもツヤを残すと、今年らしく見えやすいでしょう。

Qヘアカラーが一番きれいな時期は?
A

大分県の美容師のブログでは、染めてから3〜7日ほどで色が落ち着くことが多いとされています。その後は少しずつ色が抜けていき、DEMI LABOによると、暗めの色なら1〜2か月、明るめなら2〜3週間ほどが色持ちの目安です。見せたい予定があるなら、数日前に染めておくと安心です。

Q冬にセルフカラーで気をつけることは?
A

冬は薬液の温度に気をつけましょう。ホーユーは、保管場所によって薬液が冷えて染まりに影響することがあるとして、染める1日前に暖房の入った部屋に置き、常温にしてから使うよう[案内しています](https://www.hoyu.co.jp/customer/faq-finish/)。日本ヘアカラー工業会も、染める2日前(48時間前)に毎回[パッチテスト](https://www.jhcia.org/haircoloring-salon/4_patchtest.html)を行うよう呼びかけているので、忘れずに行いましょう。