秋の髪色は深みとツヤで選ぶ|2026年の人気色と自分に合う色
この記事でわかること
- 2026年秋は深みとツヤのある5系統から選ぶ
- パーソナルカラーで系統、職場の上限で明るさを決める
- 夏の赤みはオリーブ系、黄みは紫系で整える
- 美容室では系統・明るさ・避けたい色みを伝える
「秋の髪色、今年は何色にしよう」。服は秋物に替えたのに、夏に明るくなった髪だけが浮いて見えると、気になりますよね。けれど流行の色はたくさんあって、仕事の決まりや白髪のことまで考えると、どれを選べばいいのか分からず迷ってしまうものです。
そこで本記事では、2026年秋らしい髪色の系統と、自分に合う色を1〜2色に絞る手順をまとめました。パーソナルカラー、明るさ、髪の状態の順に考えていけば、たくさんの候補の中からでも自分に合う色を選びやすくなるはずです。
あわせて、美容室での上手な伝え方や、秋のヘアカラーを長持ちさせるケアも同じ流れで解説します。
2026年秋の髪色は深みとツヤが鍵

2026年秋の髪色は、ブラウンやボルドー、オリーブなど落ち着きのある深い色に、ツヤとやわらかさを残すのが主流です。髪を暗くするというより「深みを足す」と考えると、自分に合う色を選びやすいでしょう。
| 系統 | 主な色 | 印象 | 明るさ |
|---|---|---|---|
| ブラウン | モカ・チョコレート・マロン | ツヤと温かみ | 暗め中心 |
| ボルドー | ボルドー・カシスボルドー | 華やかさと血色感 | 暗めから中間 |
| ベージュ | キャラメル・マロンベージュ | やわらかさ | 暗めから明るめ |
| オリーブ | オリーブベージュ・ダークオリーブ | 赤みを抑えた透明感 | 暗めから明るめ |
| グレージュ | ラベンダーグレージュ・ダークグレージュ | クールで大人っぽい | 暗めから明るめ |
表は、ホーユーのLICOLO(2026年8月)と美的.com(2026年9月)の秋のヘアカラーの解説をもとに、Millie編集部がまとめました。
美容師が挙げた人気はボルドーとミント
2026年秋冬は、ボルドー系とミント系が美容師の間で注目されています。株式会社MIXIが運営する予約アプリminimoが2026年8月に都心部の美容師127名へインターネットで行った調査では、1位がボルドー・ワインレッド系、2位がミント系でした。3位はオリーブ系、4位はチョコレート・マロン系のブラウン、5位はオレンジ系と続きました。
前年(2025年秋冬・美容師225名)の同じ調査では5位だったオリーブ系が、今回は3位に上がっています。深みのある暖色と、赤みを抑えた透明感のある色という、2つの流れがあると読み取れます。これは美容師が挙げたトレンドで、お客さん全体の人気とは限らない点も覚えておいてください。
5つの系統で印象と明るさが変わる
秋の髪色は、ブラウン・ボルドー・ベージュ・オリーブ・グレージュの5つの系統に分けると選びやすくなります。ホーユーのLICOLOは、ツヤと温かみならブラウン、華やかさならボルドー、やわらかさならベージュ、赤みを抑えたいならオリーブ、クールで大人っぽくしたいならグレー系と整理しています。
色みと明るさは、別々に決められるのがポイントです。美的.comの作例では、同じマロンベージュでも7レベルの暗めと10レベルの明るめの両方が紹介されていました。まず系統を選び、そのあと明るさを決める順番が分かりやすいでしょう。
暗めでも重く見えにくい色が選ばれている
2026年秋は、暗めでも光に当たるとツヤややわらかさが見える色が注目されています。ホーユーのLICOLOは、ただ暗くするのではなく、やわらかさや上品なツヤ感を残すことがポイントだとしています。
アリミノのA PRESSでも、美容師の松下宗翔さんが、暗く沈ませるのではなく光に当たったときにやわらかく発色する質感を意識したと説明していました。LICOLOは、ダークオリーブを暗めでも重く見えにくい色として紹介しています。
パーソナルカラー別の秋の髪色

秋の髪色も、パーソナルカラーによって取り入れやすい系統が変わります。イエベは黄みと深みのあるブラウン系、ブルベ夏はグレーがかったやわらかな色、ブルベ冬は青みや赤みのはっきりした深い色が目安です。
| タイプ | 秋に選びたい髪色 | 意識したいこと |
|---|---|---|
| イエベ春 | オレンジブラウン・キャラメルベージュ | 明るさと黄み |
| イエベ秋 | チョコレートブラウン・オリーブブラウン | 黄みと深み |
| ブルベ夏 | アッシュブラウン・ラベンダーベージュ | 青みとやわらかさ |
| ブルベ冬 | グレイッシュブラウン・ブルーブラック | 青みとコントラスト |
表の色はデミ コスメティクスのDEMI LABOが2026年秋のヘアカラーとして紹介したもの、意識したいことはホーユーのLICOLOの解説をもとに、Millie編集部がまとめました。どれも目安で、ほかの色が使えないという意味ではありません。
イエベは黄みと深みのあるブラウン系
イエベさんの秋の髪色は、黄みと深みのあるブラウン系が取り入れやすいでしょう。DEMI LABOの2026年秋の記事では、イエベ秋にマロンブラウンやチョコレートブラウン、オリーブブラウンを、イエベ春にオレンジブラウンやキャラメルベージュを挙げています。
ホーユーのLICOLOは、イエベ秋は「黄み」「深み」「まろやかさ」を意識するとよいとし、イエベ春は明るさ・黄み・やわらかさを意識すると選びやすいとしていました。タイプ別のくわしい色はイエベに似合う髪色の記事で紹介しています。
ブルベ夏はグレージュやラベンダー系
ブルベ夏さんは、アッシュブラウンやラベンダーベージュなど、グレーがかったやわらかな色が取り入れやすい系統です。DEMI LABOは、黄みを抑えた色が肌をきれいに見せるとして、こうした色を2026年秋のおすすめに挙げていました。
ただし、寒色に寄せすぎないほうがよい場合もあります。LICOLOの記事で美容師の柴田良介さんは、過剰な寒色は肌に悩みを感じる世代では肌写りを悪くするケースも多いと話しています。赤みを足すなら、ピンクブラウンのような青み寄りの色が候補になるでしょう。
ブルベ冬はボルドーや青みのある暗髪
ブルベ冬さんは、ボルドーやブルーブラックなど、深くてはっきりした色が取り入れやすいでしょう。DEMI LABOはグレイッシュブラウンやブルーブラックを挙げ、地毛の黒に近い色も相性がよいとしています。
LICOLOのブルベ冬の髪色の記事でも、黄みを含まない青み寄りの赤やワイン系が得意な色として紹介されていました。美容師が挙げたトレンド1位のボルドー系と重なるので、今季の色を取り入れやすいタイプです。くわしくはブルベに似合う髪色の記事も参考にしてください。
秋の髪色の明るさの決め方

系統が決まったら、次は明るさです。仕事などで明るくできない人は、先に上限の明るさを確かめ、その範囲で色みを選ぶと秋らしさを出しやすくなります。
トーンの数字は小さいほど暗い
髪の明るさを表す「トーン」は、数字が小さいほど暗く、大きいほど明るくなるのが基本です。ホーユーのLICOLOは、暗めを5〜7トーン、ナチュラルを8〜9トーン、明るめを10〜12トーンとする目安を紹介しています。ただしこの区分は、メーカーやサロンによって異なる目安だそうです。
一方、NPO法人日本ヘアカラー協会は、髪の明るさを4〜15の12段階で表すレベルスケールという物差しを作っています。トーンとレベルは同じ数字でも同じ明るさとは限らないので、美容室では見本を見ながら決めると安心です。
仕事で暗めにするなら色みで秋らしさを足す
職場の決まりで明るくできない人は、上限の明るさの中で、色みを変えて秋らしさを足すのがコツです。日本ヘアカラー協会のレベルスケールの導入事例では、ある大手銀行や総合病院が「レベル6まで」、別の病院やホテルが「レベル8まで」のように、職場ごとに上限を数字で決めた例が紹介されています。
暗めでも秋らしく見える色には、ダークオリーブやボルドー、カシスブラウンがあります。A PRESSで美容師のYutoさんは、カシスブラウンは暗めでもしっかり赤みが感じられると話していました。暗めの髪色の選び方は焦げ茶の髪色の記事も参考になるでしょう。
ブリーチなしで出せる明るさには目安がある
ブラウンやボルドー、暗めのオリーブは、ブリーチなしでも取り入れやすい傾向があります。ウエラのヘアカラーブランド「イルミナ」の解説では、ブリーチなしで出せる明るさは最大で10〜12トーン程度で、もとの髪色や傷み具合によって個人差があるとしています。
一方、明るいベージュやシルバー、透明感の強いラベンダーグレージュは、今の髪色によってブリーチが必要になる可能性があると、LICOLOは説明していました。美容師127名への調査で2位に入ったミント系も、ブリーチでしっかり発色させる色とされています。ブリーチをしたくない人は、深みのある系統から選ぶと安心です。
夏の色落ちや白髪がある髪の選び方

夏の日差しで赤みや黄みが出た髪や、白髪が気になり始めた髪は、色選びに少し工夫が要ります。赤みにはオリーブ系、黄みには紫系、白髪には明暗の差が小さい色を選ぶのが目安です。
夏に出た赤みはオリーブ系、黄みは紫系で整える
夏のあとに髪の赤みが気になるならオリーブ系、黄みが気になるなら紫系の色で整える方法があります。花王の解説によると、日差しには髪のメラニン色素を壊す作用があり、とくに海やプールのように濡れた状態で強い日差しを長時間浴びると色が抜けやすいそうです。黒髪は脱色されて明るくなるにつれ、赤み、オレンジみ、黄みを帯びた色へ変わっていくことが多く、出方には個人差があると説明されています。
LICOLOは、赤みを抑えたい人にオリーブベージュやダークオリーブを挙げていました。A PRESSでは、夏の紫外線で黄みが出た髪を、紫系の色みで整えてショコラブラウンに仕上げた例も紹介されています。
白髪があるなら明暗の差を小さくする
白髪がある人は、暗くして隠すより、白髪との明暗の差を小さくする色を選ぶと目立ちにくくなりやすいでしょう。LICOLOの白髪の記事によると、白髪は黒髪より明るく光を反射しやすいため、髪色との明暗差が大きいほど目立ちやすいそうです。黒に近い暗い色や極端に明るい色、赤みの強い色、黄ばみが出やすい色は白髪が目立ちやすく、中間からやや明るめのアッシュ系やベージュ系は目立ちにくいとされています。
ボルドーをはっきり楽しみたい場合は、白髪をきちんと染めたい人向けの白髪用ヘアカラーで白髪まで染める方法があります。ただし伸びてきた根元の白髪は目立ちやすいので、染め直しの間隔も美容師に相談しましょう。白髪となじませたいなら、暗めの髪にグレージュやベージュの細いハイライトを入れて境目をぼかす方法もあります。しっかりぼかすにはハイライト部分にブリーチを使うのが一般的なので、ブリーチをするかどうかも含めて相談してみてください。
美容室で秋の髪色を伝えるコツ

美容室では、色の名前だけでなく「系統」「明るさ」「避けたい色み」の3つを分けて伝えると、イメージがずれにくくなります。写真を見せるときは、撮った光の違いも意識しましょう。
系統と明るさと避けたい色みを伝える
オーダーは「系統+明るさ+避けたい色み」の順に伝えると、言葉の受け取り方のずれを小さくしやすいでしょう。日本ヘアカラー協会は、ひとつの言葉から浮かぶイメージは人それぞれで、色や明るさを言葉で表すとあいまいになりがちだと説明しています。そのうえで、レベルスケールを使って希望の明るさを伝える方法も紹介していました。
たとえば「赤みを抑えたモカブラウンで、職場の決まりに合わせてレベル7くらいでお願いします」のように伝えるのが、Millie編集部のおすすめです。系統で方向を、数字で明るさを、避けたい色みで仕上がりの細かな好みを伝えられるでしょう。
写真は撮った光で色が違って見える
美容師に見せる写真は、室内と屋外のどちらで撮ったものかで色が違って見えます。日本ヘアカラー協会も、蛍光灯の下と太陽光の下では髪の色が違って見えると説明しています。
A PRESSで紹介されたカシスブラウンも、室内では落ち着いた印象で、屋外の光に当たるとしっかり赤みが際立つ色でした。気に入った写真があれば、「この写真は屋外で撮ったもの」のように伝えると、仕上がりのずれを防ぎやすいでしょう。
秋のヘアカラーを長持ちさせるケア

せっかく染めた秋の髪色を長く楽しむには、お湯やアイロンの温度を上げすぎないことと、秋の初めの紫外線を避けることが基本です。ミルボンによると、傷んだ髪ほど色落ちが進みやすいとされ、夏の日差しを浴びた髪は気をつけたいところでしょう。
お湯とアイロンの温度を上げすぎない
シャワーのお湯やヘアアイロンの温度を上げすぎないことが、色を長く楽しむための近道です。ミルボンの社内実験では、38℃と42℃のお湯に毛束を2時間浸して揺らすと42℃のほうが色落ちが進み、160℃と180℃のアイロンで5秒ずつ挟むことを繰り返すと、20℃の差で色落ちの度合いが大きく変わりました。
ミルボンは、シャワーは38℃程度のできるだけ低い温度にし、アイロンもできるだけ低い温度で使うようすすめています。デミ コスメティクスは、染めた直後の2日間はアイロンやコテを避けるよう案内していました。温度の目安はメーカーによって少しずつ違うので、普段より少し低めを意識しましょう。
秋の初めも紫外線を避ける
秋になっても、しばらくは紫外線への備えを続けると安心です。気象庁のつくばの観測では、9月の日最大UVインデックスの月平均は例年4月と同じかやや高い水準で、2025年9月は6.0でした。
ミルボンの実験でも、マネキンの頭の半分をUVカット生地で覆って5日間屋外に置くと、覆わなかった側で色落ちが進んでいます。デミ コスメティクスも秋の紫外線は少なくないとして、日傘や帽子、髪用のUVスプレーをすすめているので、日差しの強い日の外出時に取り入れてみてください。
まとめ
2026年秋の髪色は、ブラウンやボルドー、オリーブなどの深みのある色に、ツヤとやわらかさを残すのが主流です。まずパーソナルカラーで系統を選び、職場の上限や髪の状態に合わせて明るさを決めると、自分に合う1〜2色に絞れます。美容室では、系統と明るさ、避けたい色みを分けて伝えましょう。染めたあとは、お湯やアイロンの温度を上げすぎないように気をつけてください。
自分のパーソナルカラーが分からないときは、無料のパーソナルカラー診断で傾向を確かめてから選ぶと安心です。
Questions & answers
秋の髪色のよくある質問
秋の髪色について、よく聞かれる3つの疑問をまとめました。
Q秋っぽい髪色は何色?
ブラウンやボルドー、オリーブのような、深みと温かみのある色が秋らしい髪色です。ホーユーのLICOLOも、2026年秋は落ち着きのある深い色みが注目されているとしています。暗くしすぎず、ツヤややわらかさを残すと今年らしく見えやすいでしょう。
Q40代に合う秋の髪色は?
明るさよりも、軽さややわらかさが感じられる色を選ぶのがおすすめです。LICOLOの[40代向けの記事](https://www.hoyu.co.jp/licolo/category/hair-color/6048.html)は、ツヤが出にくく肌のくすみも気になりやすい年代なので、髪色が与える印象が大きくなるとしています。白髪が気になるなら、グレージュなど明暗の差が出にくい中間的な色も候補です。
Qブリーチなしでも秋カラーはできる?
ブラウンやボルドー、暗めのオリーブなら、ブリーチなしでも取り入れやすい傾向があるとされています。明るいベージュやシルバー、ミント系のように透明感を強く出したい色は、今の髪色によってブリーチが必要になることがあります。仕上がりは髪質や今の明るさで変わるので、美容師に相談すると安心です。