リキッドファンデーションおすすめ10選|プチプラとデパコス比較
この記事でわかること
- リキッドはうるおい感を出しやすく、量でカバーを調整できる
- プチプラ5品とデパコス5品を公式情報で同じ物差しで比較
- 乾燥しやすい肌はツヤ寄り、テカリやすい肌はセミマット寄り
- SPF・PAは目安。色はフェイスラインで顔と首の中間色を選ぶ
「リキッドファンデを買い替えたいけれど、どれが自分の肌に合うのか決められない」。候補が多すぎて、プチプラで十分なのか、デパコスにする価値があるのか、迷う方も少なくないはずです。色が合わなかったり、夕方に崩れたりした経験があると、なおさら慎重になります。
そこで本記事では、プチプラとデパコスのリキッドファンデ10品を、人気の順ではなく、価格・容量・色数・SPF/PAという公式サイトの情報で比べてお伝えします。肌質と仕上がりから候補を絞る早見表もあるので、自分に合う2〜3本が見えてくるでしょう。
あわせて、ムラや白浮きを防ぐ塗り方や、SPF・PAと色の選び方も同じ流れで解説します。
リキッドファンデの特徴と向いている人

リキッドファンデは、みずみずしいうるおい感やツヤを出しやすく、塗る量でカバーの具合を調整しやすい形です。乾燥が気になる人や、きちんと見せたい日に向いています。
| 形 | 仕上がりの特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| リキッド | みずみずしいツヤ | 乾燥が気になる人 |
| パウダー | ふんわりサラッと | テカリが気になる人 |
| クッション | みずみずしさとサラッと感 | 手早く仕上げたい人 |
表は、資生堂の「ファンデーションの選び方」の記事(2026年10月)の説明をもとにまとめた目安です。
うるおい感とカバーを量で調整しやすい
リキッドファンデは、うるおい感を出しやすく、量によって薄づきにも重ね塗りにもできるのが特徴です。資生堂は、リキッドはみずみずしく自然なツヤ感を出せて保湿力が高く、塗る量しだいで薄づきにも重ね塗りにもできると説明しています。コーセーも、水分を豊富に含んで保湿力が高いのが特徴で、乾燥肌に向くとしています。
場面で使い分ける考え方も参考になるでしょう。資生堂トップヘアメイクアップアーティストの岡元美也子さんは同社のQ&Aで、仕事できちんと見せたい日はリキッドで肌にきちんと感を出すなど、TPOで使い分ける方法を回答しています。
パウダーやクッションとの違い
パウダーはふんわりサラッとした仕上がり、クッションはリキッドとパウダーの中間のような使い心地です。資生堂は、パウダーは脂性肌やメイク初心者にも向き、クッションはリキッドのみずみずしさとパウダーのサラサラ感をいいとこどりした形として紹介しています。
コーセーは、リキッドでツヤを出すときはつけすぎると光りやすいので、パウダーとの併用をすすめています。乾燥が気になるならリキッド、手軽さを優先するならクッションやパウダー、と考えると選びやすいでしょう。
プチプラのリキッドファンデ5品を公式情報で比較

ドラッグストアなどで手に取りやすいプチプラのリキッドファンデから、仕上がりがかたよらないように5品を選び、各ブランドの公式サイトの表示で比べました。1,000円以下から2,000円前後まで、価格の幅も見えるようにしています。
| 商品 | 表示価格 | 容量 | 色数 | SPF・PA |
|---|---|---|---|---|
| セザンヌ ラスティングカバーファンデーション | 748円 | 27g | 3色 | SPF50+・PA+++ |
| ちふれ UV リキッド ファンデーション | 935円 | 30mL | 5色 | SPF35・PA+++ |
| メディア ブライトアップリキッド | 1,210円 | 25g | 5色 | SPF18・PA++ |
| キスミー フェルム セラムカバーリキッドファンデ | 1,980円 | 28g | 5色 | SPF50+・PA++++ |
| ケイト バーチャルスキンメイカー | 1,980円 | 25mL | 6色 | SPF30・PA+++ |
選んだ基準は、①公式サイトで価格・容量・色数・SPF/PAを確かめられる現行の化粧品、②公式サイトの表示価格が税込2,500円以下、③ツヤやカバー重視など仕上がりがかたよらないこと、の3つです。価格などは2026年10月19日時点の各ブランド公式サイトの表示(税込)で、メディアとキスミーはメーカー希望小売価格、ケイトは花王の公式通販(My Kao Mall)の販売価格です。並びは価格の安い順で、人気や売れ行きの順位ではありません。色数は限定色を除いた数です。この章の写真は質感のイメージで、表の商品とは異なります。
セザンヌとちふれは1,000円以下で選べる
1,000円以下で選べるのが、セザンヌとちふれです。セザンヌのラスティングカバーファンデーションは、メイク崩れを防止するリキッドとして紹介され、公式はテカリ防止パウダーを配合したウォータープルーフタイプだと説明しています。
ちふれのUV リキッド ファンデーションは、公式が「下地もパウダーもいらない」とするタイプです。今回の10品で、公式が下地もパウダーも不要としているのはちふれだけでした。使う量の目安を直径約1.5cmと数字で示しているので、量に迷いにくいでしょう。
メディアとキスミーは明るさやカバーを打ち出す
明るさやカバーを重視するなら、メディアとキスミーが候補です。メディアのブライトアップリキッドは、軽やかでパッと明るい透明感のある仕上がりを打ち出し、明るさアップパウダーや皮脂吸着パウダーを配合しているとしています。
キスミー フェルムのセラムカバーリキッドファンデは、肌のトーンや毛穴・凹凸・くすみを補正する3種類のパウダーで、高カバーと自然な仕上がりを両立すると説明しています。公式は、化粧下地、ファンデーション、パウダーの順で使う方法を案内していました。
ケイトはプチプラのツヤ仕上がり
プチプラでツヤのある仕上がりを選びたいなら、ケイトのバーチャルスキンメイカーが候補です。公式は「明るいツヤ仕上がり」とし、ハイカバーで長時間くずれにくいと説明しています。
使う量はポンプ1押し程度が目安で、化粧下地で整えてから顔全体にムラなくのばす使い方を案内しています。量の目安がはっきりしているので、リキッドに慣れていない人でも使い始めやすいはずです。
デパコスのリキッドファンデ5品を公式情報で比較

デパートや公式通販で買えるデパコスからも、ツヤ・セミマット・マットがそろうように5品を選びました。価格は6,000円台から7,000円台で、容量はどれも30mLでした。
| 商品 | 表示価格 | 容量 | 色数 | SPF・PA |
|---|---|---|---|---|
| RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス | 6,600円 | 30mL | 9色 | SPF20〜25・PA+〜PA++ |
| NARS ナチュラル ロングウェア ファンデーション | 7,480円 | 30mL | 15色 | 表示なし |
| SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション | 7,590円 | 30mL | 12色 | SPF30・PA+++ |
| エスティ ローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ N | 7,590円 | 30mL | 13色 | SPF10・PA++ |
| コスメデコルテ ゼン ウェア ステイ | 7,700円 | 30mL | 18色 | SPF25・PA++ |
選んだ基準は、①公式サイトで価格・容量・色数を確かめられる現行の化粧品、②ツヤ・セミマット・マットの仕上がりがかたよらないこと、の2つです。価格などは2026年10月19日時点の各ブランド公式サイトの表示(税込)で、SHISEIDOはオフィシャルサイトの販売価格、エスティ ローダーは公式オンラインショップの表示です。並びは価格の安い順で、人気や売れ行きの順位ではありません。RMKは色によってSPF・PAが異なり、NARSは公式サイトにSPF・PAの表示がありません。NARSの15色のうち3色はアジア限定の表示で、エスティ ローダーの色数は公式のカラーチャートの数です。この章の写真は質感のイメージで、表の商品とは異なります。
ツヤ寄りはRMKとSHISEIDO
デパコスでツヤのある仕上がりを選びたいなら、RMKとSHISEIDOが候補です。RMKのフローレスカバレッジ プラスは「ひと塗りで立体的なツヤ肌へ」とうたい、ポンプ約1プッシュを顔の中心から外側へ、薄い膜になるようにのばす使い方を案内しています。
SHISEIDOのエッセンス スキングロウ ファンデーションは、うるおいに満ちたようなツヤ仕上がりを打ち出しています。資生堂のオンラインストアでは「ファンデーション・美容液」に分類されている商品です。
セミマット寄りとマット寄りは3品
セミマットやマットの仕上がりをうたうのが、エスティ ローダー、コスメデコルテ、NARSの3品です。エスティ ローダーのダブル ウェア Nは、ソフトなつやマットからセミマットまで思い通りの仕上がりにできるとしています。コスメデコルテのゼン ウェア ステイは、公式が「上品なセミマット」と明記しています。
NARSのナチュラル ロングウェア ファンデーションは、公式が「シアーマット」と表現するマット寄りのリキッドです。ナチュラルに整えたいときは米粒大、全体をしっかりカバーしたいときは半プッシュ程度が目安とされています。
プチプラとの違いは色数の多さ
今回の10品では、デパコスのほうが色数が多く、プチプラは3〜6色、デパコスは9〜18色でした。色数が多いほど、自分の肌に近い色を見つけやすいといえるでしょう。
一方で、SPF・PAはデパコスのほうが高いとは限らず、プチプラのセザンヌとキスミーはSPF50+でした。公式情報からは品質の優劣までは比べられないので、色数や仕上がり、UVの表示を見比べて選ぶと納得しやすいはずです。
肌質と仕上がりから選ぶ早見表

自分の肌質が分かっているなら、まず避けたい仕上がりを外し、その中から好みや予算で選ぶと迷いにくくなります。肌の状態ごとに、選びたい仕上がりと10品の中の候補をまとめました。
| 肌の状態や希望 | 選びたい仕上がり | 10品の中の候補 |
|---|---|---|
| 乾燥しやすい | ツヤ・うるおい感 | ケイト・RMK・SHISEIDO |
| テカリやすい | セミマット・マットや皮脂吸着 | セザンヌ・エスティ ローダー・デコルテ・NARS |
| 混合肌 | みずみずしい質感 | メディア |
| カバーを重視したい | 高カバーをうたうもの | キスミー・ケイト・エスティ ローダー・デコルテ |
| UVの数値も重視したい | SPF50+ | セザンヌ・キスミー |
表の組み合わせは、資生堂とコーセーの肌質別の説明と、各商品の公式の説明をもとにしたMillie編集部の提案です。
乾燥しやすい肌はツヤ寄りから選ぶ
乾燥しやすい肌の人は、ツヤやうるおい感を打ち出すリキッドから選ぶと、粉っぽく見えにくいでしょう。資生堂は、乾燥肌ではスキンケア成分や保湿成分が豊富なものを重視し、乾燥が目立ちやすいマットに仕上がるタイプは避けるよう案内しています。
コーセーも、乾燥肌に皮脂吸着成分入りのマット系を使うと浮きやすいとしています。今使っているファンデが夕方に粉っぽく見えるなら、仕上がりの種類から見直してみてください。年齢とともに変わる肌との付き合い方は、40代のファンデーションの記事も参考になります。
テカリやすい肌はセミマット寄りから選ぶ
テカリやすい肌の人は、セミマットからマット寄りの仕上がりを候補にするとよいでしょう。資生堂は、脂性肌では皮脂吸着や崩れ防止の機能があるもの、セミマットからマットに仕上がるものを重視し、過度なツヤや油分の多い質感は避けるよう案内しています。
コーセーも、脂性肌に保湿成分の多いツヤ系を使うと、皮脂と混ざって崩れや毛穴落ちの原因になると説明しています。セザンヌのように、仕上がりの言葉は「素肌のような」でも、テカリ防止パウダーの配合をうたう商品なら候補に入れてよいでしょう。ツヤが好きな人は、ツヤ寄りのファンデを薄く塗り、テカリやすい部分だけパウダーで押さえる方法を試してもよいでしょう。
混合肌は塗る量の配分で整える
部分によって乾燥とテカリが混ざる混合肌は、仕上がりの選び方に加えて、塗る量の配分で整えるのがコツです。資生堂は、混合肌では水分と油分のバランスが適度なみずみずしい質感や、部分ごとに塗り分けやすいものを重視するよう案内しています。早見表のメディアは、公式が「みずみずしい感触」とし、皮脂吸着パウダーの配合もうたっている商品です。
別のやり方として、コーセーは脂性肌向けのファンデを使い、乾燥しやすい部分だけ日中に保湿する方法も紹介しています。
資生堂トップヘアメイクアップアーティストの岡元美也子さんも同社のQ&Aで、崩れの原因の一つは厚塗りだとして、目・口のまわりとTゾーンは厚塗りにしないよう回答しています。
リキッドファンデをきれいに塗るコツ

リキッドファンデのムラや白浮きが気になるなら、量と塗り方を見直すのが近道です。どの商品にも共通する基本を押さえておきましょう。
量は商品の目安を見て頬に多めに配る
使う量は、商品ごとの目安を確かめてから、頬を多め、額・鼻・あごを少なめに配るのが基本です。目安は、ちふれが直径約1.5cm、ケイトがポンプ1押し程度、コスメデコルテがポンプ1〜2回分と、商品によってさまざまです。
資生堂ビューティースペシャリストの木村尚貴さんは同社のQ&Aで、両ほおを多め、額・鼻・あごを少なめにすると立体的に見え、カバーしたい部分は全体を仕上げたあとに少量を重ねると回答しています。
中心から外側へのばしフェイスラインは薄く
顔の中心から外側へのばし、首との境目になるフェイスラインはごく薄くすると、白浮きしにくいでしょう。資生堂ヘアメイクアップアーティストの中山夏子さんは同社のQ&Aで、顔の中心からフェイスラインまでべったり塗ると顔だけ白く浮くとして、フェイスラインは極力薄くするよう回答しています。
仕上げのフェイスパウダーについて、花王はメイクのベタつきを抑え、ファンデーションのもちをよくすると説明しています。ちふれのように公式がパウダー不要とする商品もあるので、商品ごとの使い方を優先しましょう。
SPF・PAと色の選び方で失敗を減らす

買う前に見ておきたいのが、SPF・PAの数字と色です。どちらも数字や色名だけで決めず、使い方と自分の肌に当てはめて選びましょう。
SPFとPAは目安で下地と足し算できない
ファンデのSPF・PAは紫外線対策の目安で、下地の数値と足し算はできません。日本化粧品工業会は、SPFは主に赤くなる日やけを防ぐ効果、PAは肌を黒くする紫外線(UVA)を防ぐ効果の目安だと説明しています。
同会は、SPF15の下地とSPF25のファンデを重ねてもSPF40にはならず、汗や摩擦で落ちるので2〜3時間ごとに塗り直すよう案内しています。外にいる時間が長い日は、日焼け止めや下地と組み合わせると安心です。
色はフェイスラインで顔と首の中間色を選ぶ
色は手の甲ではなくフェイスラインにのせ、顔と首の境目でなじむ色を選ぶと失敗しにくいでしょう。資生堂は、手の甲と顔では色に大きな差があるとして、フェイスラインに2〜3色をのせて比べる方法を紹介しています。
資生堂ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんも同社のQ&Aで、首は日焼けして顔より暗いことが多いので、首の色だけでなく顔と首の中間の色を選ぶよう回答しています。パーソナルカラーとの合わせ方は、パーソナルカラー別のファンデの記事も参考にしてください。
まとめ
リキッドファンデは、まず肌質で避けたい仕上がりを外し、その中から好みや予算で選ぶと迷いにくくなります。乾燥しやすい肌はツヤ寄り、テカリやすい肌はセミマット寄りが選びやすい目安です。今回の10品では、デパコスのほうが色数が多い一方、SPF・PAはプチプラにも高い表示の商品がありました。価格や色数は変わることがあるので、購入前に公式サイトで確かめてください。
色の方向に迷うときは、無料のパーソナルカラー診断で傾向を確かめてから選ぶと安心です。
Questions & answers
リキッドファンデのよくある質問
リキッドファンデ選びで迷いやすい3つの疑問をまとめました。
Q日本で1番売れているファンデは?
一番売れている商品は、集計元や期間、商品単位かシリーズ単位かによって答えが変わるのが実情です。@cosmeの[リキッドファンデーションのランキング](https://www.cosme.net/categories/item/1010/ranking/)は売上ではなくクチコミをもとにした人気の順位で、クチコミ件数とおすすめ度を同社独自の方法で約3か月分集計し、毎週金曜日に更新されています。人気は参考にとどめ、仕上がりや色数など自分の条件で比べると選びやすいでしょう。
Q美容液ファンデでシミやシワは消える?
ファンデーションでシミやシワが消えるわけではありません。日本化粧品工業会の「[化粧品等の適正広告ガイドライン](https://www.jcia.org/user/common/download/business/guideline/appropriateadvertising/20260724_AppropriateAdvertising_Guideline-2.pdf)」(2026年7月の改訂版)では、メイクでシミを見えにくくカバーする、小じわを目立たなく見せるといった表現は認められていますが、シミが消えると誤解させる表現は認められていません。美容液ファンデは、うるおいなどの使い心地とメイクの仕上がりで選ぶのがおすすめです。
Q40代や50代に向くリキッドファンデは?
年代で決めるより、乾燥やツヤ、カバーしたい部分など、今の肌の状態から仕上がりを選ぶのがおすすめです。年代ごとの悩みと選び方は、40代のファンデーションの記事と50代のファンデーションの記事でくわしく紹介しています。