プチプラファンデーションのおすすめ|パウダー5品を公式情報で比較

ふたを開けたコンパクトとパフ

この記事でわかること

  • プチプラファンデはまず形を決める。手軽さとお直し重視ならパウダー
  • 税込3,000円以下のパウダー5品を公式情報で同じ物差しで比較
  • 乾燥が気になるならしっとり系、テカリが気になるならさらっと系
  • 初回はケースとスポンジ込みの支払いで比べる。550円〜2,090円

「プチプラのファンデーションでいいから、自分に合う1品を見つけたい」。そう思っても、候補が多すぎて、安いものだと崩れたり色が浮いたりしないかと、不安が先に立つ方は多いのではないでしょうか。リキッドかパウダーかという形の迷いも重なります。

そこで本記事では、税込3,000円以下のパウダーファンデーション5品を、各ブランド公式の価格・色数・SPF/PA・仕上がりで比べました。乾燥とテカリのどちらが気になるか、ケース込みでいくら払えるかの2つで、1品まで絞り込めます。

あわせて、色番号の読み方や、厚塗りに見せない塗り方とお直しの手順も同じ流れで解説します。

プチプラファンデは形の違いから選ぶ

高さの違うベージュの台が3つ並ぶ

プチプラのファンデーションは、まずパウダー・リキッド・クッションのどの形にするかを決めると、候補を一気に減らせるはずです。手軽さとお直しのしやすさを重視するならパウダー、うるおい感やツヤを重視するならリキッドかクッションが選びやすいでしょう。

パウダーは手軽でお直ししやすい形

パウダーは、スポンジでさっとのばせて、外出先で塗り直しやすいのが強みです。資生堂の美容情報サイトは、ふんわりとした仕上がりと手軽さで人気があり、さらっとしていて皮脂が気になる肌にも使いやすく、メイク直しにも使いやすいと紹介しています。

パウダーがこまめに塗り直しやすい点は、コーセーの解説とも共通です。一方で、乾燥肌では時間がたつと粉っぽく見えやすいことにも触れています。乾燥が気になる人は、公式が「しっとり」をうたう商品から選ぶと安心です。

リキッドとクッションはうるおい感が強み

リキッドはみずみずしいツヤと、塗る量でカバーを調整しやすいことが特長です。クッションはリキッドをスポンジにしみこませた形で、下地なしでも使えて手が汚れにくいと、資生堂は整理しています。

プチプラのリキッドやクッションを比べたいときは、40代のファンデーションの記事で、ドラッグストアで買える5品を形ごとに比べました。この記事では、時短とお直しのしやすさで選ばれやすいパウダーに絞って比べます。

プチプラのパウダーファンデ5品を比較

ふたを開けたコンパクトとパフ(横から)

税込3,000円以下で選べるパウダーファンデーションを、公式サイトの表示で5品比べました。表の価格は550〜1,430円で、SPF・PAや色数は価格の順番とは一致しません。セザンヌは詰替なら418円で買えます。

商品価格容量色数SPF・PA
セザンヌ UVファンデーション EXプラス550円11g2色SPF23・PA++
ちふれ モイスチャー パウダー ファンデーション 詰替用825円14g4色SPF20・PA++
メディア ブライトアップパクト990円11.5g5色SPF20・PA+++
無印良品 UVパウダーファンデーション1,290円10.3g5色SPF30・PA+++
インテグレート プロフィニッシュファンデーション レフィル1,430円10g4色SPF16・PA++

選んだ基準は、①公式サイトで価格・容量・色数・SPF/PAを確かめられる現行のパウダーファンデーション、②税込3,000円以下、③1ブランド1品、の3つです。価格は2026年10月23日時点の各ブランド公式サイトの表示で、すべて税込です。メディアはメーカー希望小売価格、インテグレートは参考小売価格で、お店によって異なる場合があります。ちふれ・メディア・インテグレートは中身だけの価格で、ケースは別売になっています。色数は公式ページに表示されている数で、セザンヌの2色はどちらも取り扱い店限定の表示でした。並びは価格の安い順で、人気や売れ行きの順位ではありません。この章の写真は質感のイメージで、表の商品とは異なります。

セザンヌは本体550円でパフとミラー付き

セザンヌのUVファンデーション EXプラスは、パフとミラーが付いた本体が550円で、ほかに何も買い足さずに使い始められる1品です。公式は「自然にカバー。素肌のような透明感。」とうたい、皮脂固定化パウダーなどの配合で余分な皮脂を吸収し、毛穴落ちを防ぐと説明しています。

詰替は418円で、水あり・水なしのどちらでも使えます。ただし公式ページに表示されている色はライトオークルとオークルの2色だけなので、色を細かく選びたい人は、ほかの4品も見比べてください。

ちふれとメディアは1,000円以下のレフィル

ちふれとメディアは、中身のレフィルが1,000円以下で、色も4〜5色から選べます。ちふれのモイスチャー パウダー ファンデーションは、しっとりなめらかなふんわり美肌に仕上げ、自然なつや感と立体感を出すとしています。なお、ちふれの言う透明感は、メイクによる効果という注記つきです。

メディアのブライトアップパクトは、明るい透明感のある仕上がりで、毛穴やシミ、くすみをカバーするとうたっています。大人の肌のくすみを考えて赤みをしのばせた色設計と説明されていて、5品の中でPA+++はメディアと無印良品の2品です。

無印良品とインテグレートは色と仕上がりで選ぶ

無印良品はSPF30と5品で最も高く、インテグレートはさらっとした仕上がりが続くことを打ち出しています。無印良品のUVパウダーファンデーションは、ふんわりとした肌に仕上げ、保湿成分のセラミドNPなどを配合していると紹介しています。パフやブラシは別売なので、手持ちのものがあるか確かめておきましょう。

インテグレートのプロフィニッシュファンデーションは、「さらっとふわ肌1日中続く」「厚塗り感ナシ」が公式の言葉です。長時間の化粧もちは当社調べのデータとされていて、水は使えない乾いたスポンジ専用のタイプです。

肌質とケース込みの予算で選ぶ早見表

色の濃さが違う円盤が重なる

5品は、公式の説明が「しっとり・保湿」を前に出すものと、「皮脂・テカリ」を前に出すものに分かれます。肌の悩みで系統を決め、ケースやスポンジを足した初回の支払いで比べると、1品に絞りやすくなります。

商品系統初回にそろえる合計水の使い方
ちふれしっとり1,672円水ありの案内なし
無印良品しっとり1,290円とパフ代水ありの案内なし
セザンヌさらっと550円水あり・水なし両用
メディアさらっと1,650円水あり・水なし両用
インテグレートさらっと2,090円水なし専用

系統は、各商品の公式の説明でしっとり感や保湿成分を前に出しているか、皮脂の吸収やテカリを抑えることを主に前に出しているかで、Millie編集部が分けた目安です。セザンヌは保湿成分の配合もうたっていますが、皮脂の吸収と毛穴落ちを防ぐ説明が中心なので、さらっと系に入れました。初回の合計は、2026年10月23日時点の公式価格でレフィルとケース、別売のスポンジを足した金額です。無印良品はパフやブラシが別売で、手持ちのものを使えば1,290円で始められます。

乾燥が気になる肌はしっとり系の2品から

夕方に粉っぽさが出やすい人は、ちふれか無印良品から選ぶと扱いやすいでしょう。ちふれは、しっとりなめらかな仕上がりと自然なつや感を公式の言葉にしています。無印良品は、保湿成分のセラミドNPやアミノ酸系成分の配合を明記しているのが特徴です。

コーセーは、乾燥肌にはリキッドなどの液状のファンデーションをすすめつつ、パウダーを使うなら粉を保湿成分で包むなどの工夫がある商品を選ぶよう説明しています。乾燥がとくに強い日は、リキッドに切り替えるのも1つの方法です。どちらを選ぶ場合も、化粧下地で肌を整えてからのせると、なじみやすくなるでしょう。

テカリが気になる肌はさらっと系の3品から

昼過ぎに鼻やおでこがテカりやすい人は、セザンヌ、メディア、インテグレートが候補です。セザンヌは余分な皮脂の吸収、メディアはテカリやメイクくずれを防ぐこと、インテグレートはテカらず崩れにくいことを、それぞれ公式にうたっています。

ただし、コーセーによると、皮脂が多い肌ではパウダーが皮脂で浮きやすいこともあるそうです。朝は薄くのせ、日中はあぶらとり紙で皮脂を取ってから塗り直すと、厚塗りに見えにくくなります。

初回はケースとスポンジを足した金額で比べる

プチプラ同士でも、初回の支払いは550円から2,090円まで約4倍の差があります。ちふれ・メディア・インテグレートは、レフィルに660円のケースが加わり、ちふれはスポンジも187円で別売です。

反対に、2本目からはレフィルだけで済むため、続けて使うほど差は縮まります。メディアのケースは同じブランドの別シリーズ「メディア リュクス」用とは入れ替えができないと公式が案内しているので、詰め替えのときはセットできるケースを確かめてください。

色番号の読み方と失敗しない色選び

容器に入った肌色のパウダーとブラシ

ファンデーションの色は、ピンク寄りか黄み寄りかという色みと、明るさの2つで選びます。番号の付け方はブランドごとに違うので、同じブランドの中で比べ、最後はフェイスラインにのせて確かめましょう。

色番号は色みと明るさの2つで読む

「オークル10」なら、オークルが色み、10が明るさを表します。資生堂の化粧情報開発センターの香山真紀さんは、同社サイトのQ&Aで、オークルが標準で、赤み寄りはピンクオークル、黄み寄りはベージュオークルになり、数字が小さいほど明るいと回答しています。

ただし今回の5品でも、ちふれは「23」「32」、メディアは「OC-B1」、無印良品は「ナチュラル」のような色名と、表し方がばらばらです。イエベ・ブルベの目安はイエベ・ブルベ別のファンデの選び方にまとめているので、色みの方向を決めてから、各ブランドの色の説明を読み比べてください。

フェイスラインで顔と首の中間の色を選ぶ

色は手の甲ではなく、ほおの下からあごにかけてのフェイスラインにのせて選ぶのが基本です。資生堂の美容情報サイトは、明るい順に2〜3色を縦にのせて、顔と首の境目でいちばんなじむ色を選ぶ方法を紹介しています。同サイトの別の記事では、顔と手の甲の肌の色には大きな差があると説明しています。

首は日焼けで顔より暗いことが多いため、首の色だけに合わせると顔が沈んで見えることもあるでしょう。資生堂のヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんは、顔と首の中間色を選ぶよう同社のQ&Aですすめています。

パウダーファンデの塗り方とお直し

テーブルに置いたメイクブラシ

パウダーファンデは、量を顔の半分ずつに分けて広い面から塗り、お直しでは皮脂を取ってから重ねると、厚塗りに見えにくくなるはずです。プチプラでも、塗り方を変えるだけで仕上がりの印象は変わります。

スポンジの半分の量で顔の半分を塗る

パウダーはスポンジの約半分の面積にとり、その量で顔の片側を仕上げるのが基本です。資生堂のヘアメイクアップアーティストの中川まどかさんは、右ほお、右の額、左ほお、左の額の順に、顔の内側から外側へ力を入れずにすべらせる方法を紹介しています。

目や鼻、口のまわりは、スポンジに残った量で最後に整えます。フェイスラインまでしっかりのせると顔だけ浮いて見えやすいので、端に向かって薄くなるようにのばしましょう。スポンジは汚れるとつきにくくなるため、中性洗剤で押し洗いして陰干しするよう、メディアとインテグレートの商品ページの注意書きにも書かれています。

お直しは皮脂を取ってから薄く重ねる

崩れた上にそのまま重ねるより、先に皮脂を取ってからパウダーで押さえるほうがきれいに直せるでしょう。資生堂のビューティースペシャリストの谷地田直美さんは、同社のQ&Aで、あぶらとり紙でテカリ部分の皮脂をオフしてから、パウダーファンデーションで軽く押さえる手順を回答しています。

ヨレてムラになったときは、スポンジのきれいな面で軽くなでて取ってから重ねるのがコツです。環境省は、日焼け止めは汗などで落ちるため2〜3時間おきの塗り直しをすすめています。外にいる時間が長い日は日焼け止めや下地と組み合わせ、パウダーで手軽に塗り直すと続けやすいでしょう。

まとめ

プチプラのファンデーションは、形を決めてから、肌の悩みとケース込みの予算で選ぶと迷いにくくなります。乾燥が気になるならしっとり系のちふれか無印良品、テカリが気になるならさらっと系のセザンヌ、メディア、インテグレートが目安です。色はフェイスラインにのせて、顔と首の中間色を選びましょう。価格や色数は変わることがあるので、購入前に公式サイトでも確かめてください。

色みの方向に迷うときは、無料のパーソナルカラー診断で傾向をつかんでから選ぶと安心です。

Questions & answers

プチプラファンデのよくある質問

プチプラのファンデーション選びで出てきやすい3つの疑問をまとめました。

Q安くて優秀なファンデはどれ?
A

どれが優秀かは、肌質や重視したいことで変わります。今回の5品なら、出費をおさえたい人はケース不要で550円のセザンヌ、乾燥が気になる人はちふれか無印良品、テカリが気になる人はさらっと系のセザンヌ、メディア、インテグレートが選びやすいでしょう。

Q使うほど肌がきれいになるファンデはある?
A

化粧品のファンデーションで、使い続けるほど肌そのものがきれいになるとはいえません。東京都の広告講習会の資料でも、ファンデーションは肌を白く見せるメイクの効果までで、肌の色そのものがだんだん白くなると示すことはできないと[説明されています](https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/r7_9_i_shiryou-pdf)。毛穴や色ムラを目立ちにくく見せる仕上がりで選ぶのが現実的です。

Q日本で1番売れているファンデは?
A

売れている順番は、集計する店や期間、商品単位かシリーズ単位かで変わるため、この記事では順位を付けていません。消費者庁も、No.1の表示には比較対象や調査方法などの合理的な根拠が必要だと[示しています](https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/survey/assets/representation_cms216_240926_02.pdf)。人気より、価格・色数・SPF/PA・仕上がりで比べると自分に合う1品を選びやすくなるはずです。